農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

新しいことへの挑戦、ニンニク作り

2015-10-31 08:26:51 | 日本不耕起栽培普及会

和田未来農業研究会では、今新しいことへの挑戦が始まっている。斉藤和さんと吉田弘幸さんのグループで水田転作として高値を呼ぶニンニクが青森産の6片であるが、他県で栽培が難しく10人中1人しか成功しないという。多古ではくるまやラーメンが佐瀬さんに全量買い取ってくれるということで栽培が3,4年前から始められている。

斉藤吉田ラインで植え付けの基準を作っているので参考に翌年の種を作るための試験栽培を染井の大豆畑で初めてみた。まずPK液に球根をばらして1000倍液1昼夜つける、で発芽を促進させる。その後線虫、サビダニ剤に2時間これと殺菌剤ベンレート粉剤を使う。この農薬使用については比較実験として使用しない区もつくる。160球の17メートルを2列に球根を大小に選別して植えた。溝施肥のために2列溝を切りながら畝を高くして不耕起で行う。溝には草堆肥やもみ殻堆肥、クンタンなどをニンニク球根の脇に堆肥を施した形になる。斉藤さんが開発したさくら酵素の葉面散布を12月行い、2月以降は石灰硫黄合剤が必要になるそうである。またカルシュウム剤の葉面散布も後半に必要だそうです。