本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

日本一古い企業 『 金剛組 』

2010-10-14 16:47:23 | 住職の活動日記
 昨日、13日は 『 金剛組 』 との打合せ、

期待を込めて、その日を楽しみにしていました。

 崇正がネットか何かで調べて、アポを取っていたのです。

『 本蔵院 』 の再建事業も少しずつ具体化しそうになってきました。


 たまたま、朝のテレビ 『 めざましテレビ 』 「 ここ調! 」 ( ここしら、

と読みます )

で、日本の長寿企業が特集され、その第1位が 『 金剛組 』 だったのです。


 不思議な偶然が重なり、今日お会いする企業がテレビで放映されたことは

認識を新たにさせられました。




      



 パンフレットには 『 飛鳥から未来へ 』 のキャッチコピーには

驚かされます。

 創業はなんと578年、聖徳太子が四天王寺を建立するため百済の国から

招いた工匠が始祖とされ、業歴はなんと1400年以上にもなります。

 本社は大阪ですが、今日は九州支社の支店長がお見えになりました。


 「 さすが !! 」


と驚くことばかりです。

 匠の技を受け継いでこられたということは

とても大切なことで、国としてもこの技術は未来に受け継いで

いかなければなりません。


 しかし、これからが悩むところです。

軍資金には限りがあります。

その範囲内で如何に作り上げていくかがこれからの課題です。

 熊本で作るなら、熊本の企業の方も大事にしなければいけません。

また、古い伝統に支えられた匠の技も熊本の地に残したい !!。

 「 本蔵院再建プロジェクト 」 を立ち上げなければいけません。

各方面からのいろいろなご意見も頂戴したいと思います。


 お寺とは、本来、仏さまの世界 「 浄土 」 を表現したものでしょう。

それはまさに、悩める人々のまっただ中にあって、活躍する場所、

お参りしたら仏を感じられるような、そういう空間にしたいと思っているのですが、

まだまだ、これからです。


 昨日は 『 金剛組さん 』 との鞘当て程度のものです。

これからは全員智慧を絞って、ひねり出していかなければいけません。

 またいろいろの智慧をよろしくお願いします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いのちのリレー | トップ | 『 謹請 東方には降三世夜... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

住職の活動日記」カテゴリの最新記事