忘備録の泉

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日本のエネルギーを考える①

2018-09-07 17:10:44 | Library
エネルギー資源は社会生活の原動力。
北海道で大地震が起きた。
全戸停電、ガソリンスタンドには長蛇の列。
そのありがたさがよくわかる瞬間だ。

温暖化や資源枯渇から化石エネルギーを燃料やエネルギーに使わないようにしようという考えが強かった時代もあった。
CO2を排出しない原発にシフトした時代もあったが、福島原発の事故でその危険性から脱原発に世論は動いている。
風力や太陽光などの自然エネルギーを主役としていくための道のりはまだまだ遠い。
自然エネルギーは、発電装置の改良や、高効率で安全な蓄電技術も伴わないと、主役にはなりきれない。

またエネルギー資源と金属資源は日本の産業に直結している。
第2次大戦後の日本は「加工産業輸出モデル」をシステム化し、驚異的な経済発展を遂げた。
しかし加工産業を動かすエネルギーも金属資源も国内では枯渇し、ほぼ100%輸入に頼っている。
今、地下資源は世界中で争奪戦の様相を示している。
冷戦構造が壊れてから世界は“ワンワールド”となった。
2000年ごろまでは欧米企業が開発の中心だったが、そこに中国が加わり、アフリカは中国と欧米企業の勢力争いの場となった。
中央アジアはロシアの支配圏となり、モンゴルの金属資源はロシア、中国、欧米企業が競い合っている。
南米は社会主義の国と欧米企業の競い合いだ。
石油も中東中心の供給構造から、ロシア、カザフスタン、南米のベネズエラ、ブラジルなどの石油資源勢力に分散化しており、米国のシェールガスがこれからの資源として参入してきた。
自然エネルギーを指向する傾向も世界中で強まっている。

人類の歴史を眺めてみると、戦争の原因の多くは資源の分捕り合いだ。
米国では10年に1~2回の局地戦争、10~20年に1回大きな戦争が起こり、その程度の戦争は国の経済を支えるために必要だとさえ言われている。
過去20年ほどを振り返ると、湾岸、イラク(石油)をはじめアフガニスタン(石油・天然ガス)、コソボ(石炭)、スーダン(石油)、シリア(石油)、コンゴ(タンタル)、アンゴラ(ダイヤモンド)など、中東、アフリカ、中欧で戦争・紛争が繰り返されてきた。
表立っては民族や宗教の争いというが、このほとんどは資源の支配権の獲得争いだ。

世界の資源争奪戦に比べて日本の資源確保の戦略はまことに脆弱だ。
メジャー資本のいうがまま、中国にも支配され、そして福島原発事故から立ち直れずに右往左往しているありさまだ。
独立国として、資源小国日本のあるべき姿とはなんだろう。


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