忘備録の泉

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二宮翁夜話⑨

2018-08-10 15:03:08 | 読書
「逃げずに改める」

学問は活用を尊ぶ。
万巻の書を読んでも、学んだことを活用しなければ役に立たない。
『論語』に「家を求めるには、仁に厚い気風の村がいちばんだ。住む場所を選ぶのに、仁義の村を選ばなければ、とても智者とはいえない」とある。
これは実に名言だ。

とはいえ、誰しもが選んで「仁の村」に住むことはできない。
だからといって、「不仁の村」に不快感を感じながら住んでいるようでは、智者とはとうていいえないのである。
きっぱりと「不仁の村」を捨てて「仁の村」に引っ越すものがいたとしても、私はそれを智者とはいわない。
それは書物を読んで、その学んだことを活用することをしらない愚者というべきである。

人には、道がある。
道は野蛮な国でも行われるのだから、どんな「不仁の村」でも、道が行われないことはない。
自らこの道を踏み行い、「不仁の村」を「仁の村」にして、そこに永住することこそが“智”というべきなのである。

「不仁の村」を「仁の村」にすることは、はなはだ難しいということではない。
まず自分が道を踏み行い、自分の家を「仁の家」にするのである。
自分の家を「仁の家」にしないで、住んでいる村を「仁の村」にしようとするのは、白砂を炊いてご飯にしようとするのと同じことだ。


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