忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

怒らない生き方②

2019-04-13 15:05:05 | Library
世の中では、何かをなしとげるためには、「欲望」のエネルギーが必要だと考えられている。
しかしながらそれは、心の仕組みに対する勘違いである。

「ああしたい」「こうしたい」「あんな自分になりたい」などといったかたちで欲望をつくることは、目の前のやるべきことから意識を遠ざけ、集中力を喪失させてしまう。
その仕事を始める前なら、「こうしたい」「ああしたい」と考えることはかまわないが、一度仕事を始めたら、その欲望から離れなくてはいけない。
欲望に囚われてしまうと、脳の中で妄想が暴走し、やるべき行動を妨げる。

欲望から離れ、一瞬・一瞬において、目の前のことを一つひとつ確実にこなしていくことが肝要だ。
欲望が顔をもたげそうになったら、なおさら今このときに集中する。
そうすると、頭で余計なことを考えたり、欲望によって心を乱されたりすることがなくなる。
心の表面が乱されないので、何一つとしてストレスが発生しない。
このようにただ「仕事をする。無心になって働く」という、心が空っぽの状態が、「空」の状態である。
真摯な有様とはこのような状態のことである。
この状態が維持できれば、充実感を味わえるとともに、仕事へのモチベーションを絶えず維持することができる。
何も考えずただやるのが、一番疲れないし、生産性も高まる。
(つづく)

コメント