①2月9日9時の天気図 気象庁HPより引用
2月9日は、低気圧が本州南海上と日本海、それに、関東沖にも午前中発生し、茨城県内では、この関東沖に発生した
低気圧の影響で、北部中心に大雪となり、水戸では、最大で12㌢もの積雪を観測して、茨城県北部には、大雪警報も
出されました。
②2月9日9時~11時までの、関東周辺1時間ごとのレーダーエコー合成部
(ⅰ:9日9時 ⅱ:9日10時 ⅲ:9日11時)共に気象庁HPより引用
ⅰ:
ⅱ:
ⅲ:
引用図②ⅰ,ⅱ,ⅲより、関東地方鹿島灘沖から、ナマコのような降水域が茨城県内にかかり、この降水域、10時には オタマジャクシ型に変化
11時には、勾玉型に、さらに変化して、海上へ移動しつつある状態です。
これは、低気圧が9日9時現在、四国沖にあり、関東からは比較的離れていたものの、銚子には別の低気圧が発生した証左ですが、こういった、
関東沖で、低気圧の前面にて、別途発生して、関東地方に思わぬ悪天をもたらす低気圧の発生する兆候!実は、こんなところから読み取れます。
③2月9日3時~12時までの3時間ごとの全国ウインドプロファイラー風向風速分布図
(ⅰ:9日3時 ⅱ:9日6時 ⅲ:9日9時 ⅳ:9日12時)共に気象庁HPより引用
ⅰ:
ⅱ:
ⅲ:
ⅳ:
引用図③より、
日本列島各地の上空1000㍍上空では、9日3時の段階で、千葉県銚子や茨城県水戸には、いち早く南〜南東風となって、静岡では南西風が入り込み、関東地方周辺に気流の収束箇所があることが伺われます。
この地域には、南から湿った気流が局地的に入り込んでいることを示すものですね。
9日9時には、銚子が南西風、水戸が無風状態となり、北側の仙台では東南東風と、前出の気流の収束箇所が、鹿島灘周辺へ移動して、収束がさらに加速して、低気圧としてまとまりつつある状況ですね。
さらに、9日12時には、水戸には東北東風、西側の熊谷では、西北西風となり、前出の気流の収束箇所(低気圧)が次第に東へ移動している様子がわかります
このように、低気圧が本州を西から移動する場合、関東地方周辺の上空1000㍍の風向の動向に注視するべきです。
当該、関東地方周辺の上空1000㍍付近の気流の風向が、
◇関東沿岸から静岡で、南東〜南〜南西と、南分の風向が卓越する場合
・・・・・鹿島灘周辺にあたらに低気圧が発生、茨城県周辺で降水量がまとまりやすい。
◇伊豆諸島から勝浦で、南分の風向が入っていて、水戸あたりで東〜北寄り風の場合
・・・・・伊豆諸島北部周辺で低気圧の接近前から雨雲発達し手降水量増大して、低気圧が関東地方へ接近するとともに、千葉県内に局地的な前線(沿岸前線)が新たに発生、関東沿岸部で降水量がまとまりやすくなる。
◇伊豆諸島八丈島で南分の気流が入り込んでいる
・・・・・伊豆諸島南部で低気圧の接近前から雨雲発達して降水量増大、 低気圧が関東地方へ接近とともに、千葉県沖から千葉県外房沿岸に局地的前線(沿岸前線)発生、千葉県内や、茨城県鹿行地域で降水量まとまりやすくなる。
といった特徴があります。(筆者調べ)
2月9日は、低気圧が本州南海上と日本海、それに、関東沖にも午前中発生し、茨城県内では、この関東沖に発生した
低気圧の影響で、北部中心に大雪となり、水戸では、最大で12㌢もの積雪を観測して、茨城県北部には、大雪警報も
出されました。
②2月9日9時~11時までの、関東周辺1時間ごとのレーダーエコー合成部
(ⅰ:9日9時 ⅱ:9日10時 ⅲ:9日11時)共に気象庁HPより引用
ⅰ:
ⅱ:
ⅲ:
引用図②ⅰ,ⅱ,ⅲより、関東地方鹿島灘沖から、ナマコのような降水域が茨城県内にかかり、この降水域、10時には オタマジャクシ型に変化
11時には、勾玉型に、さらに変化して、海上へ移動しつつある状態です。
これは、低気圧が9日9時現在、四国沖にあり、関東からは比較的離れていたものの、銚子には別の低気圧が発生した証左ですが、こういった、
関東沖で、低気圧の前面にて、別途発生して、関東地方に思わぬ悪天をもたらす低気圧の発生する兆候!実は、こんなところから読み取れます。
③2月9日3時~12時までの3時間ごとの全国ウインドプロファイラー風向風速分布図
(ⅰ:9日3時 ⅱ:9日6時 ⅲ:9日9時 ⅳ:9日12時)共に気象庁HPより引用
ⅰ:
ⅱ:
ⅲ:
ⅳ:
引用図③より、
日本列島各地の上空1000㍍上空では、9日3時の段階で、千葉県銚子や茨城県水戸には、いち早く南〜南東風となって、静岡では南西風が入り込み、関東地方周辺に気流の収束箇所があることが伺われます。
この地域には、南から湿った気流が局地的に入り込んでいることを示すものですね。
9日9時には、銚子が南西風、水戸が無風状態となり、北側の仙台では東南東風と、前出の気流の収束箇所が、鹿島灘周辺へ移動して、収束がさらに加速して、低気圧としてまとまりつつある状況ですね。
さらに、9日12時には、水戸には東北東風、西側の熊谷では、西北西風となり、前出の気流の収束箇所(低気圧)が次第に東へ移動している様子がわかります
このように、低気圧が本州を西から移動する場合、関東地方周辺の上空1000㍍の風向の動向に注視するべきです。
当該、関東地方周辺の上空1000㍍付近の気流の風向が、
◇関東沿岸から静岡で、南東〜南〜南西と、南分の風向が卓越する場合
・・・・・鹿島灘周辺にあたらに低気圧が発生、茨城県周辺で降水量がまとまりやすい。
◇伊豆諸島から勝浦で、南分の風向が入っていて、水戸あたりで東〜北寄り風の場合
・・・・・伊豆諸島北部周辺で低気圧の接近前から雨雲発達し手降水量増大して、低気圧が関東地方へ接近するとともに、千葉県内に局地的な前線(沿岸前線)が新たに発生、関東沿岸部で降水量がまとまりやすくなる。
◇伊豆諸島八丈島で南分の気流が入り込んでいる
・・・・・伊豆諸島南部で低気圧の接近前から雨雲発達して降水量増大、 低気圧が関東地方へ接近とともに、千葉県沖から千葉県外房沿岸に局地的前線(沿岸前線)発生、千葉県内や、茨城県鹿行地域で降水量まとまりやすくなる。
といった特徴があります。(筆者調べ)