①10月6日9時の天気図 気象庁HPより引用
②10月6日9時の日本付近雲画像図(水蒸気雲画像図で拡大版)気象庁HPより引用
③台風18号の10月6日15時の位置と進路軌跡図 気象庁HPより引用
④10月6日16時40分までの全国24時間雨量日最大値画像 気象庁HPより引用
台風18号ですが、6日8時過ぎに、静岡県浜松市付近へ上陸し、東海地方〜関東地方の太平洋沿岸に沿って北東へ進み、引用図③より、6日15時現在には、福島県沖へ達しています。
台風18号の上陸後の進路ですが、引用図③の実線より、浜松市付近へ上陸後、中部山岳を避けるように微妙に進路を東寄りへとって、その後は、中部山岳や富士山といった高い山々を避けるような進路をとりました。
台風がこういった進路をとるのは、
台風の進行方向前側で寒気移流が見られる場合
:台風自体、衰弱傾向にある場合
のいずれかの場合ですが、今回の台風18号が本州へ接近時には、関東沖には前線が描かれて、前記の状況下であったわけですが、引用図④より、今回の台風18号、台風の進行方向前側の寒気移流の場を境にするように、24時間雨量200㍉以上観測した地点が、関東〜東海地方太平洋側〜紀伊半島南東部沿岸に広範囲に見られ、この中の静岡県内や三重県内では、24時間雨量が400㍉を超えて、神奈川県内でも、24時間で300㍉を超す地点が軒並み現れ、横浜では観測し史上最高となる、310㍉の24時間降水量を観測しています。さらに、引用図②④より、今回の台風18号、上空の偏西風帯の谷が本州へ接近してきて、その前側の上空3000m付近の上昇流と重なり合い、台風の進行方向北側に入った北陸地方西部や近畿地方北部、さらには、鳥取県周辺でも、24時間雨量が100㍉を超す大雨となりましたし、引用図②より、6日明け方、台風の中心の後面に当たる近畿地方では、水蒸気画像上の暗域(上空3000m付近の下降流域)が分布し、このため、山越えの颪風が吹きやすい場でもありました。
引用図④より、今回の台風18号、台風の進行方向前側の寒気移流の場を境にするように、24時間雨量200㍉以上観測した地点が、関東〜東海地方太平洋側〜紀伊半島南東部沿岸に広範囲に見られ、この中の静岡県内や三重県内では、24時間雨量が400㍉を超えて、神奈川県内でも、24時間で300㍉を超す地点が軒並み現れ、横浜では観測し史上最高となる、325㍉の24時間降水量を観測しています。さらに、引用図②④より、今回の台風18号、上空の偏西風帯の谷が本州へ接近してきて、その前側の上空3000m付近の上昇流と重なり合い、台風の進行方向北側に入った北陸地方西部や近畿地方北部、さらには、鳥取県周辺でも、24時間雨量が100㍉を超す大雨となりましたし、引用図②より、台風の中心の後面には、水蒸気画像上の暗域(上空3000m付近の下降流域)が分布し、このため、山越えの颪風が吹きやすい場でもありました。
このため、台風18号の中心から、およそ250㌔以上も離れた岡山県奈義町付近では、6日明け方に、広戸風 が顕著に吹き荒れて、最大瞬間風速33・7㍍、10分間の平均でも20㍍を超す暴風を局地的に観測しています。
②10月6日9時の日本付近雲画像図(水蒸気雲画像図で拡大版)気象庁HPより引用
③台風18号の10月6日15時の位置と進路軌跡図 気象庁HPより引用
④10月6日16時40分までの全国24時間雨量日最大値画像 気象庁HPより引用
台風18号ですが、6日8時過ぎに、静岡県浜松市付近へ上陸し、東海地方〜関東地方の太平洋沿岸に沿って北東へ進み、引用図③より、6日15時現在には、福島県沖へ達しています。
台風18号の上陸後の進路ですが、引用図③の実線より、浜松市付近へ上陸後、中部山岳を避けるように微妙に進路を東寄りへとって、その後は、中部山岳や富士山といった高い山々を避けるような進路をとりました。
台風がこういった進路をとるのは、
台風の進行方向前側で寒気移流が見られる場合
:台風自体、衰弱傾向にある場合
のいずれかの場合ですが、今回の台風18号が本州へ接近時には、関東沖には前線が描かれて、前記の状況下であったわけですが、引用図④より、今回の台風18号、台風の進行方向前側の寒気移流の場を境にするように、24時間雨量200㍉以上観測した地点が、関東〜東海地方太平洋側〜紀伊半島南東部沿岸に広範囲に見られ、この中の静岡県内や三重県内では、24時間雨量が400㍉を超えて、神奈川県内でも、24時間で300㍉を超す地点が軒並み現れ、横浜では観測し史上最高となる、310㍉の24時間降水量を観測しています。さらに、引用図②④より、今回の台風18号、上空の偏西風帯の谷が本州へ接近してきて、その前側の上空3000m付近の上昇流と重なり合い、台風の進行方向北側に入った北陸地方西部や近畿地方北部、さらには、鳥取県周辺でも、24時間雨量が100㍉を超す大雨となりましたし、引用図②より、6日明け方、台風の中心の後面に当たる近畿地方では、水蒸気画像上の暗域(上空3000m付近の下降流域)が分布し、このため、山越えの颪風が吹きやすい場でもありました。
引用図④より、今回の台風18号、台風の進行方向前側の寒気移流の場を境にするように、24時間雨量200㍉以上観測した地点が、関東〜東海地方太平洋側〜紀伊半島南東部沿岸に広範囲に見られ、この中の静岡県内や三重県内では、24時間雨量が400㍉を超えて、神奈川県内でも、24時間で300㍉を超す地点が軒並み現れ、横浜では観測し史上最高となる、325㍉の24時間降水量を観測しています。さらに、引用図②④より、今回の台風18号、上空の偏西風帯の谷が本州へ接近してきて、その前側の上空3000m付近の上昇流と重なり合い、台風の進行方向北側に入った北陸地方西部や近畿地方北部、さらには、鳥取県周辺でも、24時間雨量が100㍉を超す大雨となりましたし、引用図②より、台風の中心の後面には、水蒸気画像上の暗域(上空3000m付近の下降流域)が分布し、このため、山越えの颪風が吹きやすい場でもありました。
このため、台風18号の中心から、およそ250㌔以上も離れた岡山県奈義町付近では、6日明け方に、広戸風 が顕著に吹き荒れて、最大瞬間風速33・7㍍、10分間の平均でも20㍍を超す暴風を局地的に観測しています。