①1月14日9時の天気図 気象庁HPより引用
②1月14日9時気象庁発表AXFE578図 日本気象予報士会HPより引用
③1月14日9時気象庁発表AUPQ35図 日本気象予報士会HPより引用
④1月14日22時現在 24時間降雪量分布図 気象庁HPより引用
本日1月14日も、本州付近では 冬将軍 が大暴れ。特に新潟県周辺で豪雪となりました。
14日22時までの24時間に、新潟県津南町で97cm 同じく新潟県湯沢町では77㎝を観測し、他、山形県から長野県北部、富山県の一部では、あちこちで24時間降雪量が50cmを超えました。
冬型気圧配置時に、日本列島の何処で降雪が集中するか?と言う目安ですが、私自身は
Ⅰ:上空5500m付近の気温(-32℃以下では大雪に注意 -35℃以上では大雪に警戒)
のみならず、
Ⅱ:上空1500m付近の気温と上空5500m付近の気温との気温差
Ⅲ:上空1500m付近がどれだけ湿っているか?
と、そのほか
Ⅳ:上空5500m付近(500hpa)の正渦度移流流域が顕著な場所
Ⅴ:上空5500m付近(500hpa)の強風軸のすぐ北側
にも着目しています。
前記Ⅰが-35度以下、Ⅱの温度差が25℃以上あり、Ⅲは湿数3以下 かつ ⅣとⅤに該当する区域であれば、当該空気は、大雪警報クラス(おおむね24時間降雪量が平野で50㎝以上 山地で80㎝以上)の降雪になるものです。
このことを踏まえて、引用図②③④を充分に吟味しますと、大雪の中心は北陸地方周辺と言うことが判りますね。