①12月26日12時の天気図 気象庁HPより引用
②12月26日0時~21時までの日本付近黄砂観測地点と視程 気象庁HPより引用
クリスマスも過ぎて、本年もカウントダウンに入りましたが、なんとこの時期には珍しく、西日本へ黄砂が飛来しました。
黄砂は、中国大陸で強い風のため上空に吹き上がった地面付近の砂の粒が、上空の気流に流されて、日本へ飛来したものですが、
Ⅰ:中国大陸に低気圧(発達していれば尚の事)が進んできた翌日頃から日本付近へ飛来
Ⅱ:本州付近上空(おおむね上空3000mから5000m付近がおおむね西より風で強い(風速で30ノット以上)状態。
以上Ⅰ、Ⅱの気象状態を満たせば、日本付近へ顕著に黄砂が飛来するようになります。
引用図にはありませんが、26日は、午前9時の実況データより、本州付近上空では、上空3000m付近より上側では、おおむね西より風で30ノット以上。特に上空5000m付近より上側では、風速50ノット以上とかなり強めでしたからね。
通常、黄砂飛来って、春先によく発生するものですけど。なんとなく師走の黄砂飛来ってのは気色が悪い!冬であれば冬らしい陽気が私は好きですね。