①12月22日21時の天気図 気象庁HPより引用
22日は、低気圧が発達しながら本州の南海上を東進してきました。
昨日の記事でも書きましたように、この低気圧は、進行方向東側にまとまった降水域を持っており、本州の南岸沿いの地域では、各地で天気が崩れ、雨量がまとまった箇所もあります。
また、22日夕方からは、関東地方西部や甲信越地方では、雪となった箇所もあり、一部で積雪を観測しています。
22日23時現在
山梨県 山中湖 と 河口湖で13cm 同じく山梨県の大月で 2cmの積雪 を観測しています。
気象庁からは、22日夕方 関東・甲信越地方に 大雪に関する気象情報が発表されました。
これによりますと（主文は気象庁HPより引用）
四国の南には前線を伴った低気圧があって東へ進んでいます。
この低気圧は、２３日昼前にかけて、関東地方の南海上を発達しながら通
過する見込みです。
このため、２３日朝にかけ甲信地方や関東地方の山沿いで雪となり、積雪
となるでしょう。
積雪や路面の凍結による交通障害の発生するおそれがありますので、注意
して下さい。
なお、関東地方南部の平野部では２３日朝にかけ雨で、雪が混じることは
ありますが積雪となる可能性は小さい見込みです。
２３日朝にかけて予想される降雪量は、
山梨県、長野県、神奈川県西部、群馬県の山地で最大２０センチの見込み
です。
なお、多摩西部と秩父地方では最大５センチの見込みです。
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報に十分留意して下さい。
とのことです。
22日23時現在、東京都内周辺でも、
奥多摩周辺では雪、 八王子市高尾や神奈川県相模湖ではみぞれ となっています。
今回は、山梨県でも盆地の甲府駅周辺では 22日23時現在 雨 となっており、今後、山間部で雪、盆地では 雨 のままで推移しそうですね。
ただ、昨今では各地とも高速道路が発達してきました。さほど時間かけずに、平野や盆地から山地へ車で移動してしまうことができてしまうご時勢です。今回のように、平野や盆地で雨、山地で雪で積雪 と言う天気パターンの場合、平野・盆地と山地一様に積雪となる天気パターンよりも、交通事故が多くなる傾向があるのも事実です。
関東地方や甲信越地方の皆さん。以上の点をも踏まえて、23日朝までは山間部の積雪には注意しましょう！