『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

昭和の家族写真によせて(12)

2018-03-21 23:25:29 | 身辺雑記



       


       昨年9月以来の「昭和の家族写真」です。

       そろそろネタ(写真)が尽きてきました。

       これは私の両親と弟とのお正月の家族写真です。

       私が4歳か5歳、弟が2歳の頃でしょう。


       当時はどこの家でもそうだったと思いますが、お正月は特別な日でした。

       母が毎年、下着からワンピースまで新品を用意してくれました。

       私だけでなく家族全員のをです。

       身も心も新しくしてお正月を迎えるのが当たり前でした。

       新しい服を着られるのがうれしくて、このオーバーもよく憶えています。

       真っ赤な色で、袖口に黒いビロード地のような飾りがついていてお気に入りでした。


       よく見ると弟を抱く父の指が長いことに気づきました。

       そう、父は体格のいい人で、大きな手が逞しかった。

       私と弟も特別というわけではありませんが、指は長いほうですし、娘も息子も長い。

       そして、孫二人も指が長くて、おまけに足の形も娘とそっくり。

       手足の長さや形は遺伝すると、つくづく思います。



       ささやかながらも幸せに満ちていた遠い家族の記憶です。







   

   
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