ポロシャツ

私は、ポロシャツが嫌いだ・・・

こんな変質は　私だけかと、思ってきたが　案外、

そうではないらしい・・・

 

ネットを探ると　共感する人達が居るのにはホッとさせられる

のである。

 

しかし、相反して　他人の目からすると　顔が小さく、

私はポロシャツが良く似合う男性なのらしい・・・

母を始め、異性からの服のプレゼントは、何故か、ポロシャツ！

 

 

例えるならば　それは　幼少時、仮面ライダーのベルトが

欲しいのに　バカボンの親父が撒いている様な、

腹巻をプレゼントされているような物。

「これでも腰に巻きな」とね。

 

「何で　こげな物を買ってくれるとかいな・・・」と、

有難迷惑な感情を押し殺し「有難う！」と顔で笑って

心で泣く　いつも、的外れな満たされぬ

感情を抱えていた　ナイスガイなのであった。

 

こりゃ、私見なので　悪しからずなのだが。

外食産業のユニホームにポロシャツが使われているのには、

ガッカリだ。

何故って？　そりゃ　飯が不味くなるから・・・

 

重ねて　色もダサい！あまり　言うと　特定されっちまう

のでズバリは言わないが　ボタンの色とポロシャツの色が

相対的に奇抜で相反している制服を見かけるが

首下にスイカの種をこぼして　そのままにしているように

見えて　食欲が無くなってしまうのだ。

どんなイケ面でも配膳係がにドブスに映ってしまう不思議な洋服。

 

タマに、家族で出かけ　外食先でその制服を見かけ、　

目を伏せ目がちにしていると・・・

妻「パパ　どうしたと？元気ないね」と聞かれ

私「うんにゃ　何でもないけん　案ずるに及ばず・・・」

私は店の人間を見ないように心がけ　いつも下を向いているのだ。

 

聞く所に寄ると　ありゃ　有名なデザイナーがデザイン

したものらしい・・・

これ以上言うと　一応、末席ながらデザインに縁する

人間として　悪口になってしまうので　辞めて置くが・・・

責めて、ボタンの色は大人しい色の方が

良かったのでは　ないだろうかと・・・

（俺なら　古典的な作務衣かハッピに助け掛けを起用する）

その方が　海外からの受けも良いのではないかと・・・

余計な事かな。

 

あれを着て街中に立っていろと言われると　俺にしてみりゃ　

スカートを履いて人目に晒され辱めを受けているくらい

嫌な事なのだ。

 

例えば、10万円やるから　あの制服でテレビに出ろと

言われると　

「牛乳嫌いの義弟に100万円やるから牛乳の膜を食べてみい～」

という位、嫌がらせをされているのと同じなのだ。

 

どうだい？どれ位　ポロシャツ嫌いか伝わったかな？フフフフフ

 

 

そんな私のポロシャツ嫌いは、丸く一列に並んだ

ボタンなのだと思う。

江戸末期、軍服を着た西洋人のあのカッコが潜在意識の中に

残っているのだろうと思う。

「かっちょわる～」と幼少の頃、絵本であの姿を見たとき　

何とも言えぬ違和感を持ったのを強烈に覚えているのだ。

 

ポロシャツ嫌いの共通点は　ボタン一列ならまだしも、

襟付で中途半端にボタンが3つ着いているってぇのが嫌なのだ。

 

介護の世界でも　ポロシャツばかりだと聞く・・・

私的には、家族の心配が無くなったら　介護のお世話にならずに

早く逝きたい。

 

追伸・・・

女房を始め家族は言ふ・・・

ポロシャツは清潔感があって良いとの事。

だから制服に選ばれるのだそうだ。

一遍、ポロシャツ嫌いの統計を取ってみては如何だろうか？

 

まあ、2割いくかな～　でも、案外　多いかも知れない

だって小学生時代、友人でポロシャツ着てた奴はクラスに

2～3人だったもんな。