中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

飛騨市合併10周年記念式典

2014-02-01 23:36:00 | 政治

 今日は飛騨市合併10周年記念式典に出席させて頂きました。飛騨市は高山市より一年早く合併に踏み切り、今日で10周年となりました。平成25年4月1日時点で人口26、469人、9、026世帯、高齢化率は34.11%。財政力指数:0.34、経常収支比率:86.6%、一般会計予算(H25)165億円、起債残高:388億円、基金残高120億円。実質公債費比率13.9%、将来負担比率49.6%。この10年間の飛騨市の経過は決して順調に推移したわけではありません。高齢化と人口減少に地域の活力をそがれてきたと言えなくもありません。しかし住民アンケート調査では、地域に住み続けたいという強い意向が示されたと聞きます。合併特例が切れる中にあっては厳し財政事情に対応していかねばなりませんが、市民一丸となって対応されることを願っています。
 今日は式典終了後「屋山太郎」さんの「地方自治体の進むべき道}と題した講演があり、最後まで聴いて参りました。TPP問題に対する鋭い指摘、官僚が主導する財政運営の限界、地方分権と道州制に関する指摘など興味深く聴いてきました。特に失われた20年を通じて、日本にはチャレンジ精神がなく。なってしまった。企業の内部留保260兆円という数字も異常である。失敗を恐れるばかりに投資する意欲や気概を持った経営者がいなくなってしまったと指摘されました。
地方に必要なものは稼げる地域作り、自立して食っていけるまち作りが必要!
 地方分権の立場から言えば、自治体の単位は小さくて良い!等の指摘が印象に残りました。霞ヶ関のお役人の発想では上手くいかない。地域の良さをもう一度しっかりと見つめ直せとのご指摘でした。



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