では、皆さん、お待ちかね(かどうかはわかりませんが)、本ブログのタイトルにもなっております‘改姓’について今日は書いてみたいと思います。
多分、結構な長文になってしまうと思いますが・・・。
正式に戸籍上で、改姓の手続きを終えたのが、今年の10月末頃でして、‘橋○’から‘渡○’(一応伏せ字にしております)に名字が変わりました。
この‘渡○’という名字は、私の母の姉(伯母ですね)が嫁いだ先の名字なんですが、ここの伯父伯母夫婦には、子供がいませんでした。
そういった事があったからか、この‘渡○’の家(この家が本ブログでも何度も紹介している‘但馬の母方の田舎’です)には、私の母が若い頃(私の父と結婚するまで)、10年程、居候をしていた時期があって、近所の方は、私の母が、‘渡○’の家に養子に入って、婿をとるんじゃないかと思っていたそうです・・・私の母と伯母は、年の差が16離れていますので(長女と末っ子だそうです)、親子程の年齢差と言っても過言ではありません。
で、伯母と結婚していた伯父がまた、良い人というか賢い人で、私の母は居候している間に大変お世話になっていたそうです。
また、母が父と結婚して私が生まれてから(余談ですが、私の名前は、この伯父の名前から一字を頂いております)も、私の家族は、それこそ足を向けて寝れない程のお世話になっておりまして、夏休みになると、ほとんど毎年、家族で帰省していましたし、年に2~3回程は、我が家に遊びに来てもらったりしていました。
ただ、伯父伯母夫婦も年をとってきまして、いざ‘渡○’の家をどうするのかという話が、私が成人する前後くらいに、出ていたそうで、まず最初は、私の母が、伯母と養子縁組をする所から始まったそうです・・・その時に何故、母が伯父伯母夫婦の養子とならなかったというと、伯父が私の家族に‘渡○’という家(その当時は、私の家族は‘橋○’になっていましたから)を継がせる事になると、自分達(伯父伯母夫婦)の面倒等を押しつける事になり、負担をかける状態を避けたかったそうで、あえて、伯父伯母夫婦の養子とは、その時にはしなかったそうなんですが、私の家族が、これまで伯父伯母夫婦にお世話になってきた事を考えると、そんな事はあまりにも些細な事でして、結局、私の母は、その後、伯父伯母夫婦と養子縁組をしていたそうです。
しかしながら、その時点でも、私の母はまだ‘橋○’姓のまま、養子となっていたんですけどね・・・。
そして、話が急転しだしたのが、2008年の12月の事でして、当時大阪で入院生活を送っていた伯父が亡くなりまして、伯母が一人で‘渡○’の家を守っていく形になってしまいました。
伯父自身は、亡くなる2年程前に1度、手術をしておりまして、その当時から、自分はもう長くないというのを悟っていたらしく、‘渡○’の家が、伯母一人になってしまう事にも心を痛めていたようで、個人的には、私の家族に‘渡○’の家をゆくゆくは引き継いでもらいたと思っていたようなんですが、前出したように、私の家族に‘渡○’の家を押しつけて負担をかけたくなかったようで、結局、生前中は、そういった話は出ませんでした。
そういった話が出てきたのが、伯父の葬式の時でして、この‘渡○’という家には、本家(伯父の家から二軒隣です)がありまして、私の家族も田舎に帰省するたびに、その本家の方とも何度もお会いしていました。
葬式の席上でも、親族代表の挨拶を、その本家の当主にしてもらったりしたわけなんですが、田舎の話ですので、家が途絶えるという事が、結構、重く受け止められていまして、その当主からも‘何とか家を継いでいってもらえないだろうか’という話が、私と父に初めて(母は伯父伯母夫婦の養子になった時から、意識していたそうなんですが)されたわけでして・・・。
ただ、私の父が‘橋○’の家の長男だったら、そういった話も出来ないと、その本家の当主も思っていたそうなんですが、私の父は‘橋○’の家の三男(これも本ブログで何度も紹介していますが‘橋○’の家の本家は‘渡○’の家とは隣町です)ですので、私の父さえ良ければ、ぜひとも‘渡○’の家を継いで頂きたいと思ったそうです。
その当時の私の心理としては、全く‘橋○’という名字に未練もなかったのですが、父は‘橋○’の家の出ですので、ちょっとは難色を示すのではと思っていたのですが、全くそんな事もなく‘その話は一応、‘橋○’の本家(今の当主は父の兄です)の方に話に行かなあかんな’とか言っていました。
そういった流れがあり、現在、私を含めて、私の家族は‘渡○’という名字に改姓したわけなんですが、改姓した後の各種の手続き(免許証、保険証、郵便、銀行、会社関係)が大変でした・・・まだ、手続きが全て終わっているわけではないので、何とか年内には全ての手続きを終えたい所なんですけどね。
しかし、結婚するわけでもなく、婿養子になるわけでもなく、ましてや両親が離婚したわけでもないのに、まさか‘改姓’などという事が自分の身にふりかかってくる事になろうとは思いもよりませんでした・・・女性ならいざしらず、男性は特に、こんな事はないでしょうしねぇ・・・。
改姓して日が浅いので‘渡○’という名字に、まだ全く慣れませんし・・・これは、私の家族が皆言う事なんですけどね・・・いざ、名前を書くにしても字のバランスとかが、さっぱりわかりませんし、名字を呼ばれても他人が呼ばれている気がしますし。
ま、これからおいおい、この名字にも慣れていく事でしょう・・・。
今回は長々と、この文章に付き合って頂き、有り難うございました。
多分、結構な長文になってしまうと思いますが・・・。
正式に戸籍上で、改姓の手続きを終えたのが、今年の10月末頃でして、‘橋○’から‘渡○’(一応伏せ字にしております)に名字が変わりました。
この‘渡○’という名字は、私の母の姉(伯母ですね)が嫁いだ先の名字なんですが、ここの伯父伯母夫婦には、子供がいませんでした。
そういった事があったからか、この‘渡○’の家(この家が本ブログでも何度も紹介している‘但馬の母方の田舎’です)には、私の母が若い頃(私の父と結婚するまで)、10年程、居候をしていた時期があって、近所の方は、私の母が、‘渡○’の家に養子に入って、婿をとるんじゃないかと思っていたそうです・・・私の母と伯母は、年の差が16離れていますので(長女と末っ子だそうです)、親子程の年齢差と言っても過言ではありません。
で、伯母と結婚していた伯父がまた、良い人というか賢い人で、私の母は居候している間に大変お世話になっていたそうです。
また、母が父と結婚して私が生まれてから(余談ですが、私の名前は、この伯父の名前から一字を頂いております)も、私の家族は、それこそ足を向けて寝れない程のお世話になっておりまして、夏休みになると、ほとんど毎年、家族で帰省していましたし、年に2~3回程は、我が家に遊びに来てもらったりしていました。
ただ、伯父伯母夫婦も年をとってきまして、いざ‘渡○’の家をどうするのかという話が、私が成人する前後くらいに、出ていたそうで、まず最初は、私の母が、伯母と養子縁組をする所から始まったそうです・・・その時に何故、母が伯父伯母夫婦の養子とならなかったというと、伯父が私の家族に‘渡○’という家(その当時は、私の家族は‘橋○’になっていましたから)を継がせる事になると、自分達(伯父伯母夫婦)の面倒等を押しつける事になり、負担をかける状態を避けたかったそうで、あえて、伯父伯母夫婦の養子とは、その時にはしなかったそうなんですが、私の家族が、これまで伯父伯母夫婦にお世話になってきた事を考えると、そんな事はあまりにも些細な事でして、結局、私の母は、その後、伯父伯母夫婦と養子縁組をしていたそうです。
しかしながら、その時点でも、私の母はまだ‘橋○’姓のまま、養子となっていたんですけどね・・・。
そして、話が急転しだしたのが、2008年の12月の事でして、当時大阪で入院生活を送っていた伯父が亡くなりまして、伯母が一人で‘渡○’の家を守っていく形になってしまいました。
伯父自身は、亡くなる2年程前に1度、手術をしておりまして、その当時から、自分はもう長くないというのを悟っていたらしく、‘渡○’の家が、伯母一人になってしまう事にも心を痛めていたようで、個人的には、私の家族に‘渡○’の家をゆくゆくは引き継いでもらいたと思っていたようなんですが、前出したように、私の家族に‘渡○’の家を押しつけて負担をかけたくなかったようで、結局、生前中は、そういった話は出ませんでした。
そういった話が出てきたのが、伯父の葬式の時でして、この‘渡○’という家には、本家(伯父の家から二軒隣です)がありまして、私の家族も田舎に帰省するたびに、その本家の方とも何度もお会いしていました。
葬式の席上でも、親族代表の挨拶を、その本家の当主にしてもらったりしたわけなんですが、田舎の話ですので、家が途絶えるという事が、結構、重く受け止められていまして、その当主からも‘何とか家を継いでいってもらえないだろうか’という話が、私と父に初めて(母は伯父伯母夫婦の養子になった時から、意識していたそうなんですが)されたわけでして・・・。
ただ、私の父が‘橋○’の家の長男だったら、そういった話も出来ないと、その本家の当主も思っていたそうなんですが、私の父は‘橋○’の家の三男(これも本ブログで何度も紹介していますが‘橋○’の家の本家は‘渡○’の家とは隣町です)ですので、私の父さえ良ければ、ぜひとも‘渡○’の家を継いで頂きたいと思ったそうです。
その当時の私の心理としては、全く‘橋○’という名字に未練もなかったのですが、父は‘橋○’の家の出ですので、ちょっとは難色を示すのではと思っていたのですが、全くそんな事もなく‘その話は一応、‘橋○’の本家(今の当主は父の兄です)の方に話に行かなあかんな’とか言っていました。
そういった流れがあり、現在、私を含めて、私の家族は‘渡○’という名字に改姓したわけなんですが、改姓した後の各種の手続き(免許証、保険証、郵便、銀行、会社関係)が大変でした・・・まだ、手続きが全て終わっているわけではないので、何とか年内には全ての手続きを終えたい所なんですけどね。
しかし、結婚するわけでもなく、婿養子になるわけでもなく、ましてや両親が離婚したわけでもないのに、まさか‘改姓’などという事が自分の身にふりかかってくる事になろうとは思いもよりませんでした・・・女性ならいざしらず、男性は特に、こんな事はないでしょうしねぇ・・・。
改姓して日が浅いので‘渡○’という名字に、まだ全く慣れませんし・・・これは、私の家族が皆言う事なんですけどね・・・いざ、名前を書くにしても字のバランスとかが、さっぱりわかりませんし、名字を呼ばれても他人が呼ばれている気がしますし。
ま、これからおいおい、この名字にも慣れていく事でしょう・・・。
今回は長々と、この文章に付き合って頂き、有り難うございました。