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柳生

2013-12-18 21:25:20 | 観光スポット
父が入院する少し前ですが、前々から父が一度行ってみたいと言っていた奈良市にあります柳生の里に父と共に行って参りました。
柳生の里と言えば、その名の通り柳生新陰流で知られ、徳川将軍家の剣術指南役を務めた柳生氏の本拠地なわけですが、当然ながら柳生氏にゆかりのある建築物や場所が多々ありまして、柳生氏の菩提寺や、柳生藩の家老屋敷、柳生藩の陣屋跡などを巡って参りました。
菩提寺である芳徳寺には、柳生氏にまつわる資料等が多数展示され、しかも、いかにも柳生の里らしく、芳徳寺の門前には、剣道と座禅の道場があり、私達が訪れた時も、中から気合いの入った声が聞こえていました。
陣屋跡では、色鮮やかな紅葉も見られ、秋の季節を楽しむ事もできましたが、この場所は、春の桜の季節も良いとの事なので、いつか、その時期にも訪れてみたいと父と話していました。
また、柳生藩の家老屋敷は、現在は資料館となっていますが、かつて「徳川家康」等で知られる小説家、山岡荘八氏が所有していたそうで、1971年に放映(私はまだ生まれていませんが)されたNHK大河ドラマ『春の坂道』は、この場所で構想を練られたそうです。
しかしながら、こういった歴史に根付いた場所に来ると、過去に思いを馳せてしまいます・・・上泉信綱から新陰流の継承者とされた石舟斎(宗厳)や徳川将軍家兵法指南役となった宗矩、そして数々の伝説に彩られた十兵衛三厳等が、この地にいた事があったかと思うと、柳生の里の景色を堪能しながら、もの思いに耽ってしまった1日でした。

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