ほんひらだより

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はじめはじめの物語その5

2017年04月17日 | 日記
美しく咲き誇っていた桜も、今は花筏となり漂っている、
あっという間に過ぎてしまう、時のたつのが早すぎる この頃です、。

はじめのはじめの物語 (文 本多正昭 ) 前回より続きます。


かみさまは
どろうみの 中の どじょうを
みんな 食べて
にんげんの 種に したんだ。

うおと しゃちは
月さまも いっしょになって
おとうさんに なったよ。

みと かめは
日さまも いっしょになって
おかあさんに なったんだ。

そして ついに ついに、
おかあさんは
こどもたちを 産んだ。

9オク9マン9セン9ヒャク9ジュウ9人の
きょうだいが 生まれたんだ。

たくさんの こどもたちの 産声で
どらうみ ゆれたよ。

不思議なひびき

クオク クマン・・・・・
クセン クヒャク・・・・・・
クジュウ ク・・・・・・


はじめの にんげんは
小指の先くらいに 小さかった。

ゆるん ゆるるん ゆるるるん

少しずつ 少しずつ 大きくなって、
9ジュウ9年たって
やっと てのひらくらいになった。


ここまで 育って、
こどもたちは みんな 死んでしまった。

はたらきを すませて
おとうさんも 姿を かくしたよ。

おかあさんは
もとの 数の こどもたちを 産みなおした。

にんげんは 愛情 たっぷり うけて
9ジュウ9年で
前より ひとまわり 大きく 育ったんだ。

でも でも また また、
みんな 死んでしまった。

おかあさんは
また もとの 数の こどもたちを
産みなおしたよ。

ゆるん ゆるるん
波の ゆりかごに ゆられながら

9ジュウ9年たって 今度は
前より ふたまわりも 大きくなった。

「ここまで 育てば こどもたちだけで
 大きく なっていけるでしょう」

       (次回に続きます)
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