本郷 隆 議員日誌

宮城県 女川町議会議員の活動日誌 『ふるさとに本気です!!』

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【地域医療を考える現地研修会 in 藤沢町】

2009-10-20 22:06:50 | 議員活動
 

 10月17日(土)岩手県・藤沢町において、自治医科大学内・(財)地域社会振興財団の主催による『地域医療を考える 第336回現地研修会』が開催され、私を含めて女川町議会議員7人が、私的な立場から参加研修をしてきました。
 全国的に地域医療を取り巻く厳しい状況の中、地域住民のために必死になって活躍している3人の先生方(自治医大出身)の話は大変貴重なもので、大いに感じるところがありました。

 まず初めに、今回の主催者でもある国保藤沢町民病院佐藤元美 院長先生兼管理者より、
 平成5年7月に住民本位の地域医療を目指して町民病院を開院したが、その当時には「無診察投薬…なぜ薬だけ出してくれないのか?」「待ち時間が長い」等のクレームが多かった。そこで、翌6年から住民との対話・情報発信を図るため、夜間に医療スタッフが地域に出向いて住民と直接対話する『地域ナイトスクール』をスタートさせた。その中で、佐藤先生は「住民は患者として病院を利用する立場だけではなく、運営者・理事としての立場から病院を支える役目もある」ということを訴え続けた。やがてクレームは激減し、『町立病院を支える会』が発足、住民からの寄付も増えてきて、病院は黒字経営となった…等々の発表がありました。

 次に、新潟県立津川病院吉嶺文俊 病院長より、
 阿賀町版ナイトスクールと、健康ファイル(自分の病気や健康に関する資料、検診や医療機関で行なった検査結果、調剤薬局でもらった薬の説明書、入院したときの同意書などの書類、そして診療費の明細書等をはさんでおく)の普及啓蒙についての紹介がありました。

 続いて、宮城県登米市立上沼診療所の佐々木直英 所長先生より
 そこに住むことが最大の地域との対話である、との観点から…自らの実家に1歳から95歳まで4世代10人家族で暮らし、地域行事やPTA活動にも積極的に参加し、まさに地域の中で地域とともに…を実践していることの紹介がありました。
 また、診療所の患者さんたちに自分の携帯電話の番号を教えており、緊急の祭にはいつでも連絡を取れるようにしているなど、とてもすばらしい実践をされています。

 まとめとして、東京経済大学・経済学部の大本圭野 教授の講評がありました。
その中で、保藤沢町民病院についての『忘己利他(もうこりた)』の精神についての話、そして最後に佐藤先生が言った「よい住民、よい行政によい医者が来る。そしてその三者が力を合わせれば、福祉の厚い町になる」という言葉・・・つまりその裏には「町立病院を変えるためには、行政や議会やそして住民が変わらなければならない」ということをしっかり心に刻んで、女川への帰路につきました。



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2 コメント

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ご参加ありがとうございました (佐藤元美)
2009-10-21 09:36:17
現地研修会にご参加頂き,ありがとうございました.
今回は宮城県から参加された方が多く驚いています.
地域医療を巡る犯人捜しから,地域に応じた落ちついた取り組みに変えていけたらと願い続けております.
今後ともよろしく御願い致します.
また,ブログでの紹介もありがとうございました.
感動しました (本郷 隆)
2009-10-21 16:45:26
佐藤先生
わざわざのコメントありがとうございました。
早速いただいた資料を、女川町立病院の事務長に手渡しました。
うちの事務長も、貴病院のことは非常に関心を持っていて、「今後、目指すは藤沢町民病院」と申しております。
この先何かにつけて、ご指導を願うこともあるかと思いますが、その際にはよろしくお願い致します。
そして、ますますのご活躍をご期待を申し上げます。

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