羽田三郎

切り継ぎの魔術師羽田二郎氏に敬意を表して

クハニ103の製作「2021新春荷電祭り」

2021-04-04 08:31:27 | Nゲージ

ツイッターで「2021新春荷電祭り」という企画があり、参加しました。

題材についてはあっさりとした改造を目指して、KATOのクハ103をベースに荷物室を追加したクハニ103としました。


最初、塗装をはがそうとして手持ちのネイルリムーバーに漬けたら10分ぐらいでドロドロになってしまいました。



もう一台入手しました。

アメリカのインターバンの本を見たところ荷物電車以外の合造車は荷物室はとても小さいようですので、前方に小さな荷物室を付けることにしました。考えてみれば通勤電車に併結するイメージだと距離も片道2時間ないですし、長々停車するわけにもいかないので小さい荷物室でいいのだろうと。

車体の加工は先頭のドア付近に集中します。荷物室のドアは窓なしで両開きより少し狭いものを新製しました。位置は少し前に移動しています。プラバンで埋めたところが光を通してしまうので内側に黒を筆塗り。内装は仕切りを追加したのみで適当なグレーを筆塗りしました(写真は未塗装の状態)。

Nゲージのプラの車体加工はほぼやったことがなかったので継ぎ目消しが予想より難しく2,3度やり直しました。


ラッカー系は使わなくなっていたのでタミヤのアクリルを調色して吹きました。
インレタはほぼ経験がなく鬼門でしたが、プラバンに一度練習してからやってみたところ難しくはなかったです。
黒のインレタで「荷物」が見つからなくて、荷物室がのっぺらになってしまったのが若干残念。
少しフラットベースを混ぜたクリアを吹いて塗装は仕上げとしました。



あっさり組み上げて終わりです。

前面は手すりとかいじりたい衝動に駆られましたが、加工してグチャってしまうのもアレなのでヘッド/テールライトだけ加工しました。ヘッドライトは2.2のドリルで少し深めにサラってクロームシルバー、HGアイズの2.2mmレンズを押し込んでいます。テールライトは1.0(割とギリ)で開けてHGアイズの1.0。赤に(ツイッターの伝説凄腕モデラー秘伝の)微妙にグリーンを足しクリアでコネコネしたものを盛りました。方向幕とかの白いとこはリターダーで溶いた白を流しただけです。乾くまで車体を立ててね。


2021新春荷電祭りに参加の皆様お疲れ様でした。

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