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ストリングラフィ

2015-08-10 20:40:51 | ピアノレッスン雑記
「Stringraphy」とは
1992年、作曲家の水嶋一江さんによって考案されたオリジナル楽器と、
その演奏スタイル­の総称であり、水嶋一江さんによってネーミングされた。
糸電話の原理を応用しており、絹糸の両­端に紙コップを取りつけたシンプルな楽器だ。
演奏者が糸を手で擦ったりはじいたりして­音を出し、演奏を行なう。
ピンと張られた絹糸は、一本ずつドレミファソラシドに調弦さ­れている。
1セット16本~23本で、ソプラノ、アルト、ベースの3セットが基本とな­る。
糸の長さは一番短いもので約1m、長いもの­は 約13m。
会場全体に糸を張り、巨大な弦楽器のようにセットすることも可能。
その場合­、観客は四方を楽器に取り囲まれた状態で音楽を全身で体験する。

以上 ストリングラフィの説明です。

絹糸と 紙コップ 針金 ボタン 松脂等 誰でも手に入る素材で簡単に出来そうだったので
早速作成してみました。



レッスン室2階の和室に柱や窓枠にひっかけて 3セット 

松脂は 日曜大工のお店で尋ねると 塗料のコーナーに案内されるも 実物は無く
楽器店の弦楽器コーナーで 買い求めました。
店員さんに 楽器は何ですか?と 尋ねられ 「いえいえ紙コップと絹糸で、、」って説明しながら
その楽器店の 先生得割のカードで 先生アピールをして(*^^)v 
「生徒さんと一緒に頑張ってみます」って お店を後にしました。

でもでも 試作品は なんとも不快な音で ガラスを爪でひっかいたみたい
音程を確立させるなんて 至難の業 ただの雑音やん!!ってめげていたら

女神出現 湿らせたタオルで擦ると 良い音が出るよ とアドバイスもらいました



喜んで Kちゃんと試し弾きです。

ガラスをひっかいた音から アザラシの鳴き声ぐらいになったね!(^^)!
ここは水族館だよ((笑))



やれやれ なんとか 上手く出来そうなので 来週 小学生対象の 楽器実験体験 やってみます。

音程は なかなか難しいよ 物理(音響学)の世界です。

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