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キミは世界で一匹、青い目の雑種犬・ホリーの今日

一歩前進

2012年04月06日 | 社会

昨日付で、国が福島県の牛の殺処分について、対応を軟化させました。

 


 

掲載元:「農林水産省」

http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_sinko/120405.html

 

平成24年4月5日

農林水産省

新たな避難指示区域設定後の家畜の取扱いについて

 

本日、原子力災害対策本部長から福島県知事に対して、

原子力災害対策特別措置法第20条第3項の規定に基づき、

新たに避難指示区域が設定された後の家畜の取扱いについて、

原則安楽死としつつ、出荷制限等の一定の条件の下、

「通い」が可能となった農場等での飼養管理も認めることを指示しました。

 

概要

1、このたび、東京電力福島第一原子力発電所周辺に避難指示解除準備区域や

居住制限区域が設定されたことに伴い、

原発から半径20キロメートル圏内の家畜の取扱いについて、

福島県と協議の上、原則安楽死としつつ、一時帰宅が柔軟に認められる等

「通い」が可能となった所有者の農場等での飼養管理も認めるよう変更しました。

 

2、当該家畜については、放射性物質に汚染された雑草等を摂取していたため、

マーキング等による個体管理を徹底した上で、

出荷、区域外への移動及び繁殖が制限されます。

 

3、なお、所有者が判明しない家畜や、

一定期間経過しても所有者の意向が確認できない家畜については、

処分(安楽死)することとします。

 

4、引き続き、区域内の作業に当たっては、

国も福島県と一体となって取り組むこととしています。

 


 

一定期間というのは告示から1~2週間くらいだそうで、

畜主さんへの丁寧な周知徹底と意思確認を求めています。

あくまでも自己責任での容認になるので、

実際大変なのはこれから、ということのようです。

しかし、一律に殺すことに反対された人々の抗議が

国に届いた良い例だと思います。

 

離れた場所から、

現場のこともわからず、感情にまかせ、あれこれ口を出すのは簡単ですが

間違った方向へ暴走してしまいがちです。

それにはやはり、被災された人達が主体となって

できる限り、声を上げてくれること、それが発信されることが大事だと思います。

ご自分のことでも、ペットでも、家畜でも。

(もちろんできないことへの配慮は必要ですが。)

微力ながら、喜んで応援させていただきます

 

 


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