HOLY! HOLY!

キミは世界で一匹、青い目の雑種犬・ホリーの今日

母、喧嘩して考える

2005年11月06日 | ホリーの日記
     なにコレ!!ボクに黙ってこんなもの食べて~~!



いやネ。

喧嘩っていうか、叱られたんです。笑


今朝、ホリーと散歩に出たときの話。

今日は商店街コースにして、てくてく歩いていたわけです。

さびれた商店街の中に、数ヶ月前

近代的な?石づくりの小さいビルが建ったのですが

一向に、1階店舗部分に店なり、事務所なり入るわけでもなく、

ずっと空き家のままだと思っていたのですが、

その前の歩道で、ホリーが催したわけです。

で、ホリーを待たせて、落し物を取って袋に入れて…と

やっていたら、奥で掃除をしていた所有者らしきおじさんが

飛び出してきました。

「何やったの!! オシッコッ?ウンチッ?!」とすごい剣幕。

「は?」


・・・・・・・

この間、火花を散らし、沈黙のまま見つめあう初老の男性と母。


「え、ウンチですけど、取りましたよ。」

「グッ…なら、いいけどねえ。人の玄関先で失礼だよ!全く!

飼い主のマナーでしょう!」

(はあ、だから取りましたって。)

あと、なんだか全般的な話に広がってしまって、

だんだん愛犬家代表として、お叱りを受けているような形になってきた。

確かに、家の前でわんにゃんがウンチをしたら、誰だって不快ですよ。

その気持ちもよくわかるので、ひたすら

「ハイ」「そうですね」「それは失礼しました」(目は納得していない)

と言うしかない。

で、相槌を打ちながら話を聞いていると
結局、彼はわんにゃんは外でトイレをさせるな! と言いたいらしい。

   …あのー、これってなかなか難しいと思いませんか。

いくらペットといえども、動物ですから。自然現象の管理までもっていうのは…。

(外、あるいは家の中でしかトイレできないワンコがいる事も知っています。)

でも、運動すれば自然に出るものです。しょうがない。

そこをカバーしなくてはいけないのが飼い主。

ウンチを自宅まで持ち帰り、オシッコには、水や消臭剤をまくなど。

いっそのこと、外でトイレシートをパパッと広げてキャッチ、とか?

でもそのままにしておく飼い主もいるから、全体が悪く言われる。

うーん。

でも本当は彼の言うような、外を汚さない、

お互いストレスのない飼い方ができれば、もっといいんだろうな。



春から購読している「いぬのきもち」11月号が昨日来た。

今月は、千葉わんが記事になっている。真っ先に読みました。

千葉わんについては、発足の経緯や、多頭飼育場の現状など

知らないことが多かった。

HPでも「現地」といわれるそこの写真も数点あるのみ。

いったいどんな悲惨な状況下、運動が始まったのだろう。

中でも印象的だったのが、ずっと悪いイメージのあった

頑なだった飼育場の人物が、

外から捨てられた犬が殺処分されるのを拒否して

そのまま受け入れておいて、数が増えたという面もあったということ。


そこで生まれ、寒空の下1ヶ月暮らしたホリーたち。

母犬小春さんや兄弟と一緒だった分、

たった1匹、あるいは虐待を受けていたワンコに比べて

正直、まだラッキーではないかと思っていました。

皆さんごめんなさい。

きっと「現地」に行けば、そんなお気楽なアホ里親の気持ちなんて

吹っ飛ぶに違いない。

ホリー、一緒に楽しく暮らそうね。お願いします。笑