North of Hologon

photographed by Carl Zeiss lenses

Hologon検証(コーティングの謎)

2015-12-25 19:30:42 | Hologon検証
私はHologonの描写と風貌をこよなく愛していることにかけては、日本中でも上位にランキングしているのではないかと思っています。デジカメで使った場合の描写がイマイチなので巷の人気も盛り上がりに欠けていますが、私にはあまり関係ありません。今日はそんなHologonマニアの私からのちょっとしたHologonトリビアネタを一つ。それは。。。

Hologonのコーティングの謎  です。

まずは下の写真をご覧ください。

おわかりでしょうか?2群目のレンズのコーティングの色が違います。左側のシリアル770番台は赤、右側の790万台は青なのです。まぁ、カメラのレンズのコーティング仕様が途中で変わるのはよくある話なので、別段騒ぎ立てることはない話ですね。この2個のHologonは両方とも私のものです。2個目のHologonを購入した時、このコーテイングの違いを把握して狙いを付けて購入した訳です。なぜかって?それは「コーティング仕様の異なる2種類のHologonを撮り比べてみたい!」という欲望に駆られたからでした(笑)。で、その結果はどうだったか? それはまた機会があれば紹介します。撮り比べを通して(コーティングとは関係のない)驚愕の事実も判明したので、いずれそちらもご紹介します。

このような物好きは私ぐらいかと思いきや、実は世の中に似たような方がたくさんいらっしゃるようで。。。
こちらのブログの方も、私と同じようにHologonの2個持ちのようです!しかも、ちゃんとコーティングの色に違いがあることを把握し、私よりいろいろと調査されているのです。ただ、このブログの中では青いコーティングは749万台と776万台のごく一部で、その他は赤のコーティングだと記載されています。この記述は私のHologonが否定していることになります。シリアル順に並べてみると下記になります。

 #74XXXXX:青コーティング
 #77XXXXX:赤コーティング
 #79XXXXX:青コーティング
 #79XXXXX:赤コーティング

つまり、シリアルとコーティングには相関がないのです! これを「Hologonのコーティングの謎」と私は呼んでいます。上で紹介したブログの作者は「反射面も違う」とおっしゃっています。これは私の2個のHologonでは確認できませんでした。極初期型の740番台のHologonの特徴なのかもしれません。

いかがでしょうか?これを読んだあなたも、Hologonを複数買いたくなってきたでしょうか?! もし、これを読んで興味を持っていただいた方には是非、お持ちのHologonのシリアルとコーティングの色をコメントでお知らせください。データベース化できると楽しいかもしれませんね!


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