山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

摘まみ食い注意!

2020年05月13日 | 山菜料理
 「ライバル登場」の続きです。
 谷底から帰還すると、ちょうど朝日が差してきた。氷点に近い気温のはずだが、太陽の光がこの冷たさを癒やしてくれる。もっとも、谷底からここまで登り切った時点で身体自体はホカホカに温まっているのだが、直接空気に触れる顔や手は、日差しを喜ぶ。・・・思わず手を広げて太陽に向けてしまうのだ。

多分、植物たちも喜んでいる

 さて、写真のフキノトウは、『最終形態』になる一歩前の状態です。この状態だと充分に美味しくいただけます。途中で20本追加しました。そうして持ち帰ったのがこちらです。

本日の収穫物

 フキノトウとコシアブラとコゴミとネマガリタケです。
 まずは、フキノトウの炒め煮から行ってみましょう。詳しいレシピは紹介済みなので、簡単に。

 下ごしらえの部
 ・先端から根元に向かって葉をしごき落とします
 ※茎が弱いので、優しく
 ・先端の花芽をちぎり取ります
 ※この作業は、去年まで山で終わらせていたんですが、持ち帰ってからの方がいいかも
 ※理由:鮮度が保たれるから、そして、葉も利用できるから

これで準備OK


 調理の部
 ・沸騰したお湯で長時間茹でます(今回は細めだったので8分)
 ・暫く水にさらします
 ・水を切って寸切りに
 ・油を熱したフライパンで炒める
 ・酒、みりん、水(各大さじ2)、醤油大さじ1を加えて中火に
 ※今回は、醤油を減らして、激辛の『南蛮だれ』を多く(小さじ1/3に)してみました
 ・色が変わって水気が飛んだら出来上がり

一丁上がり

続いて、ちょっと採りすぎてしまったコシアブラに参ります 
 
 ≪コシアブラのゴマ和え≫

 下ごしらえ・調理の部

天ぷらにするには大きすぎなコシアブラを選びました

 ・沸騰したお湯で茹でます
 ※ハカマと木質部を取ってあります。(すみません。これも下ごしらえね)
 ※茹で時間には諸説あります。
 ※独特の香りや苦みを、どの程度楽しむかで分かれると思います
 ・今回は1分30秒ほど茹でました
 ・軽く水にさらして、熱冷ましとアク抜き

 ・水を切って、普通におひたし切り(170gありました)
 ・醤油大さじ1.5、砂糖大さじ1、すりごま大さじ4を和えて出来上がり
 ※初挑戦だったんですが、かなり、いけますね

心配なビジター向けの張り紙です

 炒め煮とおひたしの和え物、どちらも「お酒の友」または「ご飯の友」、更にお茶請けにもいけますね。
 ただし、片方は、間違っても爆食いは、なしね(かなり旨辛かったけど)。こちらは、上品に戴くことにしましょう。
 残る山菜が、あと2種類。そちらの調理は、後ほど。

 To be continued!