初段、、、4段5段師範、、、と進むごとに指導されることに「佐藤君良くやった。この上に更に修練を積み、この革袋を一杯になるよう頑張りなさい。」マイナス点を指導して下さり、プラス面を大変賞賛して下さり、希望を下さるのでした。
いろいろな採点法があると思いますが、一般的には100点満点から減点法で10点マイナスで90点合格。われわれは一般的に学校生活の習慣からマイナス法の指向性が高いと思われます。
ある時、剣道剣術師範ということで、ある中高留学生の文化祭に招待された。どんなものか楽しみに行って見ると、「先生、今日は学生たちの発表会があります。是非先生に審査委員をお願い致します」とのこと。プログラムを見れば、演劇、歌、合唱、踊り、武道、球技、ダンス、楽器、バンドそれぞれ所属するサークル毎の発表でした。困ったのは当然です。基準とすべきものがはっきり言って無い。
また、合宿で抜刀術の審判員を受けて、判断はすべて任されてしまった。ある程度は技術の差で判断ができるが、拮抗してくると、マイマス法で審査するかプラス法で審査するか。続き、、