北面武士

至誠通天

寒波

2016-01-26 | 日記

一月二十四日(日) 晴

午前中は久しぶりに江戸総鎮守・神田明神へ参拝へ出向いた。

末広町からテクテク歩いて緩やかな坂を上るっていると、左手のニコライ堂から鐘の音が聞こえてくる。 そばには湯島聖堂があり、和洋中折衷という賑やかさだ。 昔から神田の駅近辺で飲んだくれているが、明神様へはあまり足を運んだ記憶がない。 江戸三大祭り、浅草、神田、深川で、富岡八幡宮のお膝元である深川に対する愛着心により、浅草と神田をライバル視していたからであろう。 現在は大人になったので心のわだかまりは皆無である。多分。

何だ~神田の大明神。という罰当たりな事を言ってたな~。 今回は心より敬神の念を持って参拝させて戴く。

参道を歩きながら神田の氣の流れを楽しむ。 大寒波の影響で江戸も寒い・・・。 雪が降らないだけでも幸せと思わなければいけない。

 

日光東照宮に近い雰囲気を醸し出す正門。 江戸総鎮守としての威厳を感じる。

 

神田神社御由緒。 三ノ宮に平将門殿が鎮座されている。 

 

本殿にて参拝。  唯々、先輩・友人・知人の病気平癒を祈念する。

参拝後に昔のテリトリー秋葉原を散策するが、もう昔の面影すら感じなくなってしまった。 マニアックな技術好きな連中は裏へ隠れてしまい、AKB劇場前に並んでいる気色悪いオタク達が我が物顔で表を歩いている。 二次元、フィギュア、アニメ・・・? メイド・カフェ以外は理解不能である。 

嫌いではないメイド・カフェ”もののぷ”も人気店となったのか、裏通りにあった店が表通りに移転していた・・・。(嬉しいやら悲しいやら)

我々技術好き変態野郎が秋葉原を闊歩していた20年~30年前の店舗は何処へ隠れてしまったのだろう? 支那へ連行されたのかな?  裏通りを歩くと、本来あるべきのマニアックな店舗が無くなっていて、派手な飯屋に変わっている。 誠に残念である!

傷心を癒すべく、湯島天神へ足を運ぶ。 こちらは学業の神様で有名で、気軽に毎日訪れたくなるような、ほのぼのとした雰囲気を感じる。

昔ながらに参道ではテキヤがバイを行っている、この江戸の頃から変わらぬ風景に心が癒される。 

靖国神社の”みたま祭り”も昨年のような寂しい静かな状態を保つのではなく、前の如く派手に行うべきだと思うのは私だけであろうか? 昔は移動遊園地や大道芸人もいて、賑やかに興行を行っていたようだし、お祭りに喧嘩、ナンパは当たり前の事で、先人達も同じ事をなされていたはず。 五穀豊穣・産めよ増やせよ、国家繁栄を司る祭りが先人達への慰霊となるのでは? 

神社参道とテキヤ、車寅次郎がでてきそうだ。 ハレとケの世界確立にテキヤは欠かせない存在である。

 

写真にはおじさん、おばさんばかり写っているが、大勢の受験生が真剣に合格祈念を行っていた。 幸運を祈る!

天神様にはあまり縁がないので、ついつい八幡宮へ行ってしまうが、今回初めて湯島天神にて参拝を行った。

参拝後、叔母二人と神田で待ち合わせて、昼食に寿司を食す。 久しぶりのお天道様の下で飲む生ビールが、いと美味し!

その後、江戸を離れ半眠半覚状態のまま、名古屋方面へ向かって移動。

名駅前、大名古屋ビルヂングが再建されていた。 ハードロック・カフェ名古屋店は復活するのであろうか? 久しぶりにファヒータを食べたい!

あまりにも寒いので名古屋散策は取りやめて帰宅する事とする。 大寒波の影響で風が冷たい! 血管が収縮して意識が薄れていく・・・。

帰宅後、本年度開催予定の神宮参拝禊会の準備にとりかかる。 調整必要事項が多々あるので、一つずつ問題をクリアしなくてはいけない。

それでは、また。 ごきげんよう。

 

コメント
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