「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

ドミンゴ好投も援護なく(8.11 東北楽天0-1千葉ロッテ)

2007年08月11日 | プロ野球全般

どうも家より、旅先のほうが熟睡できる気がする。
チャックアウトの10時ちょい前に起きて、慌てて荷物をまとめてホテルを後にした。
昼間は灼熱の仙台を、街歩き。
ここ10年くらいで、ちょっとした規模の街にはどこもご当地の「○○ラーメン」が存在するようになったが、やはりここにも「仙台ラーメン」の看板はある。
仙台ラーメンとは味噌ラーメンであり、仙台味噌を使っているがゆえにそう呼ばれるらしい。
ラーメンに牛タンが浮いているから仙台ラーメンというわけでもないのだ。


夕方になって、今日もやってきたフルキャストスタジアム宮城。
太陽の下で観るデーゲームもそれはそれで爽やかなのだが、私はナイターのほうが好きだ。
球場全体に、
「今日はもう野球を観て、家に帰って、寝るだけだから」
という安心感というか、妙な雑念にとらわれずに目の前の野球を楽しもうという空気が満ちているように思えるからである。


こうして一人旅先で野球観戦をしていると、妻や子どもや恋人や友達と一緒に球場にやってきて、試合を観て、それでは家に帰ろうかという人がうらやましくなる。
私は異邦人であって、球場では皆と同化できても、一歩外に出ればせいぜい勝手知らないホテルに帰るしかない。
時々、今の自分がどんな人間なのか、本当はどこに住んでいるのか、そして年齢すらも分からなくなってしまう。
そんな瞬間が寂しくて、でも心地よかったりもする。
一瞬だけ少年に戻って、失われた可能性や未来を取り戻した気持ちになったりする。
ちょっと病んでる?
日々のストレスのせいだよ。


ところで、試合の話。
ロッテ先発の小林宏は、日本ハムを完封した前回の登板に引き続き、今日も快調だ。
5回まで毎回の7奪三振。
その5回、楽天はようやく昨日のヒーロー草野と鉄平に連打が出てチャンスをつくったが、続く藤井はいい当たりながら不運にもファーストライナー。
昨日と同じく大観衆で球場内は盛り上がっていたが、楽天にとっては消化不良でイライラがつのる展開である。


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結局小林宏が最後まで投げきり、見事完封勝利。
ロッテは昨日の雪辱を果たした。
試合が終わってもまだ9時前で、私はそのまま仙台駅に向かい、最終のはやて号で東京に戻った。
仙台にもう1泊したかったのだが、明日は野暮用があるゆえにこうするしかなかったのだ。

社会人って、いろいろ面倒くさい。


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