「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

灼熱のロッテ浦和 明日は対中国選抜?(8.23 千葉ロッテ4-0湘南)

2006年08月23日 | プロ野球全般

自転車で球場入りする古賀監督。
この牧歌的な雰囲気が、ロッテ浦和の魅力である。


ブルペンに立つ荘コーチ。
今年ロッテ浦和に来たのはこれで何度目だろう。
武蔵野線を使えば調布から都心を通らずアクセスできるので、ここには足を向けやすいのだ。
荘コーチとも、一方的にではあるが顔馴染みになった気がする。
今日は日差しは強いが、風があって気持ちよく観戦できた。


その荘コーチが見守っていたのがこの木興。
2年目で、まだ一軍経験のない投手である。
しかし先発でマウンドに上がると、立ち上がりからシンカーかカーブかチェンジアップか、とにかく緩い変化球を大胆に使って見事に湘南打線を抑え込む。
湘南打線が2巡目に入ると、今度は直球を中心にして相手打者を詰まらせる。
6回を無失点、危なげない投球だった。


私は一塁側で観戦していたのだが、その目の前で湘南の背番号45、福本が素振りを始めた。
今日は指名打者としての出場である。
私の隣に座っていた湘南事情に詳しい親子の会話によれば、この福本は他の選手に増して二軍にいる場合ではないとのことであり、帰ってから調べてみるとなんと8年目で30歳の選手である。
去年はまったく一軍出場がなく、今年こそというより、よくぞここまで生き残ってきたという趣である。
一軍レベルでは打つだけの選手にも存在意義があるが、二軍において守れない選手は、なかなか一軍からお呼びはかからない。
福本、待ったなしである。


などと思いながら眺めていると、今度は湘南先発の岸本のキャッチボールの相手を務めるべく、4番という立派な背番号をつけた選手が出てきた。
北川利之、4年目で27歳の選手である。
入団以来毎年一軍での出場があるが、その数は8、8、5、そして今年は11試合。
安打も打ってはいるが、0、4、1、今年はここまで2安打。
まだまだ二軍の選手である。
背番号から察するに期待度は高いようだが、今日のスタメンには入っていなかった。


青空グッズ売り場。
以前は平日には営業していなかったと記憶しているが、子どもたちの夏休み期間中ということもあって開店しているのだろうか。
しかし何千と来場者数があるわけではないから、それほど売れ行きはよくないように見える。
炎天下、かき氷でも売ったほうが喜ばれるのでは。


ロッテの一塁は寺本。
先日飯能で観戦した時は福浦が守っていたが、一軍に復帰してその座は寺本に戻った。
同世代の松坂は今日ロッテの一軍相手に先発し、13勝目を挙げた。
こちらはいつまでも二軍でくすぶっているのでは情けない。
絶えず投手に声をかける姿勢には好感が持てるので、余計に頑張って欲しいと思う。


スコアはこちら

この球場は選手も加わってのグラウンド整備が名物のようになっていたが、今日は係員のみで行っていた。
いつの間にこうなっていたのか、それとも炎天下で試合をする選手へのやさしい配慮なのか。
土手上のベンチ席からは、
「その水こっちにもかけてくれ~」
とのヤジが飛んでいた。

ところで、スタンドではまことしやかに明日ロッテの二軍と中国選抜の試合が行われるとの噂がささやかれていたが、本当なのだろうか。
オフィシャルサイトにはそのような記述はなく、相手が中国選抜というのも唐突な話だ。
真相はどうなのだろう。