「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

日陰のない飯能市民球場(8.13 千葉ロッテ3-2インボイス)

2006年08月13日 | プロ野球全般

セミの鳴き声が喧しい西武線の元加治駅に降り立ち、とりあえず周りの風景でも撮っておこうとメモ帳代わりにデジカメを取り出したのだが、なぜか電源が入らない。
駅前のam.pmで電池を購入し入れ替えてみたが、相変わらず反応がない。
暑さにやられてしまったのだろうか。


デジカメの具合が気になるが、とりあえず目的地である飯能市民球場へ。
今日二軍戦を観るなら千葉の鎌ヶ谷か、それとも神宮で珍しい薄暮試合に行く手もあったが、ここは未踏の地を優先すべきと考え、京王線→南武線→武蔵野線→西武池袋線と乗換えを重ね、飯能へやってきたのだ。
元加治駅から飯能市民球場までは徒歩15分で、しかも駅前に看板が出ているから迷うことはないとの情報を得ていたのだが、歩いてみると思いのほか距離があって、本当に道が合っているのか不安で仕方がなかった。
炎天下、何ゆえに自分はここまでするのだろうとの思いも一瞬よぎったが、野球が好きなのだからと割り切る。
球場は名前の通り飯能市にあるが、入間市にもほど近い。


バックネット裏、あとは一三塁側に申し訳程度のスタンド席があるだけ。
芝生席もあるが、今日は解放されていなかった。
スタンドに収容できる観衆は1000人にも満たないだろう。
しかし周囲は緑に囲まれていて、暑い中でも思わず深呼吸をしたくなる。
内野スタンドをガードするフェンスも低い。
この緑鮮やかなで野球の観やすい球場を、しっかり撮影してレポートしたかったのだが、デジカメの調子が悪く超低画素の携帯で撮った写真しかないのが惜しい。


ベンチ裏というか、球場入り口の日陰になっているところがインボイスの選手達の溜まり場になっている。
「バットください!」
とのちびっ子ファンのお願いに、
「試合終わったらあげるから、また来いよ」
と選手が答えたりしていて、なかなか雰囲気がよい。
しかしくわえタバコの選手がいたのには複雑な心境。
喫煙は、自由といえば自由だけれどさ。


ロッテ先発古谷が、初回から四球連発で暑い中ダレ気味になる。
しかし二軍の試合にも太鼓とトランペット持参で駆けつけたマリサポが盛り上げ、観客席に活気が出てくる。
先手を取ったのはインボイスだったが、中盤塀内の本塁打などが出て結局ロッテが逆転勝利を飾った。
ロッテは骨折からの復帰を目指す福浦が4番一塁で出場していて、至近距離で写真を撮るチャンスもあったのだが、携帯ゆえに起動が遅く撮影できず。
つくづくデジカメの不調が惜しかったと、たっぷり日焼けして帰ってきてからも悔いているのであった。