「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

斉藤攻略は塩崎に任せろ(4.8 6-2ソフトバンク)

2006年04月08日 | オリックス・バファローズ
GWに北海道へ行く構想は、結局帰りの飛行機が確保できずアウト。
次善の策として、名古屋に行くことに。
青春18切符で旅していた学生時代はよく立ち寄っていたが、社会人になり新幹線を使うようになると素通りするばかりになってしまっていた。
味噌カツにきしめんに、もちろんナゴヤドームでの野球観戦も視野に入れてみる。

まずはソフトバンクに2対0で勝利した、昨日の試合に関する記事から。
オリックス・前川が3年ぶり勝利!前監督に恩返しの“奮投”(サンケイスポーツ)
やはりほっそりとして見えたのは間違っていなかった。
10キロの減量が昨日の好投に結びついたとのことで、これまではどれほどの太め残りで野球をしていたのだと少しあきれるところもあるが、努力が結果に結びついたということで美しい話である。
まだ27歳、上積みの余地は充分にある。

清原「しっかり治したい」スタメン復帰は11日以降に(スポニチ大阪)
予想通り長引いてしまっている。
開幕から確かにチームには貢献していたので頼りにしたい気持ちは分かるが、中村監督いわく
「あまり走ることを要求されない場面で使いたい」
ということで、こういう状態の選手はダラダラと一軍に置かず、きっちりと治療期間を与えたほうがいいのでは…

オリックス・ガルシア2戦連発(大阪日刊スポーツ)
このペースでいくとチーム本塁打は70~80本程度にとどまる計算。
もうちょっと計算すると、その半数はガルシアが放ったものになる。
中村ノリや清原が本領発揮となればさすがにもう少し数は伸びるだろうが、なかなか渋い戦いが続く。

で、今日の試合のスコアはこちら

4回、塩崎のタイムリーで同点に追いついたあとの攻撃。
阿部真が四球を選んで1アウト満塁にしたが、日高が捕邪飛に倒れて2アウト。
さらに村松の当たりも一塁ズレータへのゴロで、この回は同点止まりか…と思ったのもつかの間、打球はその足元を抜けていった。

私もこんなタイムリーエラーをしたことがある。
小学4年生、町内子ども会の少年野球チームではじめて出場した大会。
さすがにあれから16年も経ってしまうと詳細は思い出せないのだが、三塁を守っていた私は真正面のゴロをトンネルし、満塁の走者を一掃されてしまった。
わずかなリードも私のエラーで吐き出し、チームは敗れた。
「ああ、お前のエラーがなかったら勝ってたのに」
と露骨に口にするヤツがいて、それをさらに、
「そんなことを言うもんじゃない」
と監督が強い口調で諌めるものだから、私は余計に立つ瀬がなかった。
家に帰ると、試合を観にきていたはずの母が一切そのことに触れなかったのもまた、無性に悲しかった。

だから相手チームのエラーで得点すると、瞬間的には喜んでしまうこともあるが、少し間があってエラーした選手のバツが悪そうな表情が映し出されたりすると、複雑な心境になる。
あくまで応援しているのはオリックスであるが、その後ズレータにヒットが出た時はなんだか少し安堵した。

斉藤も7回を投げて5点を取られたが、自責点2が示すとおりそれほど悪い出来だったわけではない。
結果として連勝したが、ソフトバンクは今年も手強い。