「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

責任背負い込むロッテ久保 

2007-09-19 03:50:12 | 実感・選手名鑑

責任追い込むロッテ久保康友    9.15.スポーツニッポン

9.15.オリックス5-1千葉ロッテ、20回戦、ロッテ10勝9敗1分、京セラD大阪)  

五回途中で降板したロッテ・久保康友は、ベンチ裏の通路で帽子とグラブを投げ捨てて悔しがった。

球にキレがあり、四回までは危なげない投球を披露した。しかし五回に制球が甘くなり、4長短打を浴びて5失点。

「状態がよかっただけに、本当に悔しい」と声を落とした。

2年ぶりのペナント奪取へ正念場を迎えているロッテ。10連戦の初日を飾れなかった久保は「自分のせい。何とか勝ちたかった」と責任を背負い込んだ。

◆ロッテ・バレンタイン監督(好機に決定打を欠き)
「デイビーからもうちょっと安打が打ててもよかったと思う」

◆ロッテ・小宮山(42歳の誕生日を無失点で飾ったが)
「チームとしては、オレが投げないほうがいい」

<感想>

小野晋吾と同じパターン。

この試合の久保康友は1回・2回にそれぞれ1安打されたが、3回・4回は、3者凡退。・・・好調な出だしだった。

5回、先頭打者・6番の後藤は2塁打・7番アレンは、3塁エラー。8番木元はアウト。9番日高は、2塁エラータイムリーエラー。1点献上。

1番村松は、アウト。2番坂口は、1塁グラブをはじいた3塁打。2点献上。

3番ラロッカ、タイムリー2塁打。1点献上。ロッテ投手交代・高木晃次・・4番ローズは、レフト前タイムリー。1点献上。

久保康友は、エラー2で投球リズムが乱れたと言うことか・・・。

エラーで自滅か・・心情はわかるが、ここでがんばらねば・・・と考えてほしい。
最近のロッテは、エラーが多いように見える。

「先発投手は、6回までがんばれ」これがバレンタイン監督の方針であることは、選手はもちろん、われわれファンも、わかっている・・・何とかしてほしい。

気合だ。気合だ。気合だ。・・・・そんな感じがする。

不振の小林雅2軍落ち 

2007-09-19 03:44:07 | 実感・選手名鑑

不振の小林雅英2軍落ち   9.18.スポーツニッポン(概略)

9.18. ロッテの小林雅英が、不振のため出場選手登録を外れた。

抑えになってから不振による2軍落ちは初めて。ここまで47試合に登板し、2勝7敗26セーブ、防御率は3・35だった。

バレンタイン監督は「10日間で調子を上げ、優勝に向けて戦列に復帰してほしい」と説明。

小林雅英は「結果が出ていないし、監督にそう判断されたんだからしょうがない。クライマックスシリーズもあるし、このまま終わらないようにしたい」と話した。

<感想>
最近の実績を見れば・・・・遅い感じがする。最近の3試合を見てみよう。

9.17.オリックス戦・12回裏、この貝の先頭・5番北川・センター前ヒット。6番・アレン・バント。7番後藤・敬遠四球。

8番大引、ライト前ヒット。満塁。9番代打・日高。三振。1番木元、センター前サヨナラヒット。・・・・この試合は先頭・北川を出塁させた。

9.16.オリックス戦、10回裏。1番村松レフトフライ。2番坂口、ライト前ヒット。3番大引、三振。4番、ローズ、四球。

5番後藤、北川、レフト前ヒット。2塁から坂口ホームイン。6番後藤、ライト前ヒット→サブローのレーザービームで、ランナーアウト。

・・・・この試合は坂口を出塁させた。

この日小林雅英がセーブしたが、サブロー→里崎智也で勝ち取ったものだ。

9.11.の9回裏、無死1・2塁・・・3-1の2点差で小林雅英登板。4番小谷野バント。5番セギノール、逆転3ランホームラン。

この試合は、不幸にも先発小林宏之の出したランナー有りの登板だったが、3者凡退にして欲しかった。

最近10試合は、3勝7敗。7敗のうち、3敗は小林雅英・と薮田安彦だ。

小林雅英の2軍調整はしかたないことと思うが、問題は自己申告でないことだ。

私の指摘することは、結果論だが、この傾向は昨年からのことであり、小林雅英選手がその原因を追及していないことだ。

確かに、26セーブを上げているのであるから、結果オーライと思っているようだが、データ的にはそれでよいが、チームに与える影響のことを考えて欲しい。

1点差では守り切れないというプレッシャーを打撃陣に与えてしまっているようだ。

がんばれ小林雅英・・・冷静に投球分析し、対策を身につけ再度登板して欲しい・・・。


小野5回KOで自力V消滅 

2007-09-16 01:24:29 | 実感・選手名鑑

小野5回KOで自力消滅  9.14.スポーツニッポン(概略)

【千葉ロッテ1―4日本ハム】・・・・千葉ロッテ先発の小野晋吾が5回途中4失点で降板。打線もわずか3安打に封じられ、自力優勝の可能性が消滅した。

3回に4点を奪われた小野晋吾は「あの回だけ力んでしまった。気持ちが空回りしてしまった」と力なく話した。これで首位の日本ハムとは4ゲーム差。

「まだ十分な数の試合が残っている」とバレンタイン監督は気丈に話したが、リーグ優勝に向けて数字的には苦しくなった。

<感想>

あの回だけ・・・・。なぜ連続打を打たれるの?原因はわからないのか?・・・・前回の登板は西武戦は9安打打たれたが、1点に抑えているのに。

この試合の小野晋吾は、1回・・・1番森本に四球出したが、3者凡退。2回も・三者凡退。・・・好調なスタート。

3回・8番金子・センター前ヒット。9番稲田はバント・・・1死2塁。

1番森本は、ライト前ヒット。2番田中賢は、タイムリー2塁打。1点献上。3番稲葉四球・・・満塁策。4番小谷野は、デッドボール・・・1点献上。

5番セギノールハ、レフト前2点タイムリー。・・これで4点献上。

先頭打者の出塁・・・バント→ヒット→タイムリー・ヒット。四球→デッドボール。タイムリー。

バントの後は、5人の打者が連続出塁・・・・なぜ? 私は結果論で話しているが、このパターンが常に大量得点に結びついている。対策はないのか?

大量得点献上の原因は、結果論的にはわかっていると思う。では対策を・・・いつもこんな心配をしながら応援しながら、ゲームを観戦している。

最悪の予想をいつも、裏切ってもらいたい。

がんばれ・がんばれ・晋吾。千葉ロッテ。

ロッテダル撃ち里崎決勝3ラン  

2007-09-14 16:39:57 | 実感・選手名鑑

ロッテダル撃ち里崎決勝3ラン  9.12.スポーツ報知(概略)

9.12.千葉ロッテ3―2日本ハム(千葉マリン)・千葉ロッテが接戦を制し、連敗を3で止めた。

0―2の2回、里崎智也の12号3ランで逆転。成瀬善久―薮田安彦の継投で逃げ切った。

成瀬善久は7回2失点で14勝目。日本ハムは7回1死満塁での逸機が痛かった。先発ダルビッシュは連勝が8でストップ。

2点の先制を許した直後の2回一死一、二塁。里崎智也にダルビッシュは5球連続で150キロを超える速球勝負。迎えた6球目。

「たとえ変化球がきて空振り三振するにしても、とにかく思い切り振ろうと思った」と迷わず直球に狙いを絞った。

2試合連続で完封を許していた右腕から右翼席に逆転3ランを放ってみせた。

この日敗れていれば、自力優勝の可能性が消滅していた。連敗を3で止め、ゲーム差も3に戻した。

里崎智也は「ダルビッシュを打ち負かしたことは自信になる。これでチームも乗っていける」と高らかに巻き返しを誓った。

<感想>

キャプテン里崎智也・・・がんばってくれてありがとう。この試合もこれだけ・・・ちょっぴり打線疲れている感じ・・・。

打撃陣に喝」を入れ、先発投手陣にも「喝」を入れて、最後までがんばってください。

負けない成瀬14勝 

2007-09-14 16:30:10 | 実感・選手名鑑

負けない成瀬善久14勝 9.13.スポーツニッポン(概略)

【ロッテ3-2日本ハム】なかなか負けない男・ロッテの成瀬善久はやっぱり負けなかった。

落とせば自力Vが消滅する一戦で勝利を呼び寄せた“招き猫”は安どの表情を浮かべた。

「相手がダルビッシュで力が入った。でも、僕の方が失点が少なかったのは自信につながった」

2回1死一、二塁から金子誠に2点適時三塁打を浴びて先制を許す不安定な立ち上がり。

だが、味方に逆転してもらうと「投げる瞬間だけに力を入れるようにした」とマウンド上で修正し、7回まで9奪三振。

7回1死満塁のピンチも相手の守備妨害に救われるなど、強運も健在だった。

最優秀防御率を争う1学年下のダルビッシュとは初対戦。

横浜高でも対戦予定だった練習試合が雨天中止になるなど、不思議と縁がなかったが、存在は常に意識していた。

「タイプは違うけど、ダルビッシュや涌井がいるから自分も頑張れる」。150キロを超す直球も多彩な変化球もない。

だが、腕の出どころが見にくいニックネーム「ニャー」からとった“招き猫投法”でダルビッシュに土をつけた。バレンタイン監督も「素晴らしかった。

これからも大きな仕事をしてくれると思う」と絶賛した。

北京五輪の追加メンバーに招集されたのも大きな励みだ。

これまでは人ごとだったが「もし出られたらいろんな人に話を聞きたい」とあこがれの舞台に目を輝かせる。

<感想>

先発6人投手の20試合成績。
渡辺俊介・・・□ ■ ■ ・・・・勝敗責任果たせず、リリーフ陣の1勝3敗。
清水直行・・・● ○ ● ・・・・勝敗責任果したが、1勝2敗。
小林宏之・・・○ ■ ■ ・・・好投したが、2試合はリリーフ陣が打たれた。
成瀬善久・・・○ ○ ○ ○ ・・4連勝。
小野晋吾・・・○ □ ○ ● ・・勝敗責任は、2勝1敗。リリーフ陣で1勝。
久保康友・・・● ■ ○ ・・・・勝敗責任は、1勝1敗。

20試合で、先発陣は、9勝4敗。リリーフ陣が、2勝5敗。

これが現在の千葉ロッテだ。リリーフ陣が2試合逆転勝で、5試合は逆転負けということだ。

打撃陣がもう一歩がんばることと、リリーフ陣の継投完封を目指して欲しい。

特に小林雅英は2回も逆転負けだ・・。しかし、この間小林雅英は7セーブを記録している。

小林雅英の逆転負けは、ド派手なため厳しく批判したが・・・ごめんなさい。

さあみんながんばっていこうぜ・・・。

誤審&救援失敗・・ヘトヘト  

2007-09-12 09:12:24 | M野球

誤審&救援失敗・ヘトヘト 9.11.サンケイスポーツ(概略)

9・11千葉ロッテ3-4日本ハム、20回戦、9勝9敗2分(千葉)九回途中に24分間の降雨中断した後、小林雅英がセギノールに逆転3ランを浴び、3連敗。

バレンタイン監督は救援失敗を「ああいった状況は慣れていない」とかばったが、その表情は疲れ切っていた。

六回にはズレータの中飛で一走・早川大輔が帰塁したように見えたが「アウト」の“誤審”にも泣き、日本ハムとのゲーム差は「4」に拡大。

12日にも自力Vが消滅する危機だ。

●六回のズレータの中飛で一走・早川の帰塁が遅く併殺とした中村球審の判定にパ・リーグの前川審判部長

「一塁塁審ではなく球審が判定するのは、フォーメーション通りだし、判定をあれこれ言う立場にない。ただ球審が一塁に向かうのが遅く、ポジションが遠くなった」

●自己最多の13勝目を逃したロッテ・小林宏之

「先頭打者を歩かせての降板に責任を感じる。大事な試合だったのに…」

<感想>

6回の「誤審」について

日本ハムセンター森本選手の一塁への送球は素晴らしいプレーだった。しかし、ビデオで見ると明らかなセーフ。ビデオ検証せず、球審は、アウトとした。

しかもパ・リーグの前川審判部長まで、その判定を支持した。

私は、森本選手の素晴らしいプレーが、この誤審で、汚されてしまったような気がする。

ファンの我々はがっかり・・・千葉ロッテ選手が、我々以上にがっくりしたことは理解できる。

7回は、小林宏之の気力で、3者凡退で切り抜けたが・・・。

8回の千葉ロッテ選手のプレーには、誤審の影響が見られたように感じる。

先頭打者の高橋のゴロをTSUYOSHIの送球がそれたエラー。切れの良かった小林宏之のと投球は、打たれることを予感させた。

投球数も少ないため、完投を目指したのだが、球威は減衰していた。

テレビで見ているとそのように見えた・・・・。

9回は予想通りになった。小林宏之の乱調・・・。小林雅英の登板で、中断・・・。これは日本ハムは、何かするだろうと感じた。

結果は、セギノールに逆転3ラン。

私が残念に思うことは、あの誤審に対して、千葉ロッテは集中力を持続させる対策を取らなかったことだ。

確かに千葉ロッテは、自立しつつある選手団に育ってきているが、首位攻防戦の今は、高校野球並みのチーム一丸意識の確認は、必要と思う。

私はテレビ映像でこのように感じたが、現場にいる選手は恐らく気づいていたと思う。キャプテン・里崎智也・・選手を結集させてくれ・・・がんばれ里崎智也。


巨人 自力V消滅 

2007-09-10 16:12:54 | 巨人野球

巨人自力V消滅   9.9.デイリースポーツ(概略)

阪神の勢いにのみ込まれた。巨人は屈辱の3連戦3連敗。今季の阪神戦の負け越しが決定した。さらに4月12日以来の3位に転落し、自力Vも消滅した。

原監督は「負けたチームの監督がどうこう言えない。一歩足りなかった」と、悔しさに声を震わせた。指揮官が、どうしても我慢できないプレーがあった。

七回の守備、シーツを三ゴロに打ち取ったプレー。一塁で送球を受けた李スンヨプが、一塁を駆け抜けたシーツに左足の甲を踏まれた。

これに対し原監督はベンチを飛び出しシーツに詰めより、シーツも言葉で応戦。その後は両軍の選手、コーチがグラウンドに集まる一触即発の事態となった。

怒りをあらわにした指揮官は目を大きく見開いて岡田監督に突進しようとして周囲に止められるシーンもあった。

「放置することはできない。審判、監督がしっかり注意することが必要。

岡田さんもビデオをしっかり見ればきちんと注意するはずですよ」とまくしたて、「故意でないことを信じたい」と語った。

しかし、原監督の猛抗議も勝利に結びつかなかった。延長十回から登板した上原が鳥谷、藤原に連続タイムリーを浴びて2失点。

7日の阪神戦に続く3敗目を喫した守護神は「きょうは勘弁して下さい」と険しい表情だった。

打線は4番を打っていた小笠原を3番、当たりが出てきた李を4番に戻すなど大幅に入れ替え8点を奪ったが、負の連鎖を止めることはできなかった。

「結果的にこういうゲームをして3連敗。(11日のヤクルト戦から)9連戦。それをしっかり戦う」と原監督。だが、その表情にはダメージがありありだった。

<感想>

投壊・・・これはあの熱い時期の投手起用を見れば、このような状況が予測されたはず・・・。少なくとも「千葉ロッテばんざい」では予言してきたことだ。

先発投手陣を設定できないチーム宿命であろう。

バレンタイン監督は、先発6人体制を崩さない。巨人は成績の良い選手優先で先発させてきた・・その違いだと思う。

好調な高橋尚・内海も中4日の登板でもがんばってきたが、その夏の疲れ出てきたのだと思う。

毎年巨人は、先発ローテーションが確立できていない。そして毎年9月に息切れするチームの改善は、いつ取り組むのだろうか?

ロッテミスで4連勝逃す

2007-09-10 15:42:26 | M野球
ロッテミスで4連勝逃す  9.9.デイリースポーツ(概略)

9.9.楽天3-2千葉ロッテ・・・千葉ロッテが首位に1ゲーム差に迫るチャンスを、ミスで逃した。

まずは三回。無死一塁から嶋の送りバントを渡辺俊介が処理し二塁に送球したが、これをTSUYOSHIが落球。

続く渡辺直の三塁線への送りバントも内野安打となり、無死満塁。高須の左前打などで2点を失った。

バレンタイン監督は「1つはアウトに取れてもよかった」と悔やんだ。

渡辺俊介は逆転してもらった直後の六回、二死から3連打で同点とされ降板。

今季の楽天戦4戦勝ちなし(2敗)となり「全体的には良かったんですが…」と肩を落とした。

八回には三遊間の打球に追いついた三塁・今江敏晃が、一塁へ悪送球。これがフェルナンデスの決勝犠飛につながり「投手に申し訳ないです」と唇をかんだ。

首位・日本ハムと2位・ソフトバンクがともに敗戦。勝てば2位浮上していた。それだけに痛い敗戦だ。

「残り試合を全力で戦うだけ」と語った指揮官だが、表情には疲労感がにじんでいた。

<感想>

あわてずに行こうぜ・・・。どの球団も疲れている・エラーしたチームが負ける。
順位にこだわらず、ベストを尽くそう。

今週は日ハム4連戦・・・最後の決戦だ。

今江敏晃・TSUYOSHI・・・エラーにめげずに、がんばっていこうぜ。

渡辺俊介は、今季好投しているが・・・重要ポイントで・・・ミスしているからか。勝利数が増えない?

自分で勝利を落としているようだ。そんな気がする。

防御率はよいのに・・・残念だ。渡辺俊介・・今7勝・・10勝を目指して・・・がんばれ。


ロッテ打線爆発日ハム対決へ弾み 

2007-09-09 11:06:53 | M野球

ロッテ打線爆発日本ハム対決へ弾み   9.8.サンケイスポーツ(概略)

楽天2-10千葉ロッテ、19回戦、ロッテ11勝8敗、(フルキャスト宮城)千葉ロッテは先発全員の19安打をマークし、6人が打点を挙げて10点を奪った。

一場を三回途中でKOし、その後も救援陣を打ち崩しての快勝。バレンタイン監督も「それぞれがいい仕事をしてくれた」と笑みが浮かんだ。

四回に自らの拙守で2点を献上した大松は、直後の五回に2ランを放つなど4安打4打点し「打球の判断を誤って失点したので何とかしたいと思った。」

三、七回に適時打したズレータは「最近は点が取れない試合が続いていたので、フラストレーションがたまっていた。気分はいい」と上機嫌で話した。

10日からは本拠地で首位日本ハムとの直接対決4連戦がある。

ライバルに2ゲーム差まで詰め寄ったバレンタイン監督は

「うちはシーズンが進む中で力強さを増していけるチーム」と、決戦に向けて選手たちを頼もしそうに見つめた。

●久保康友、思い通りに8勝目

千葉ロッテの久保康友は序盤から打線の援護を受けて今季2度目の完投勝利。

味方の攻撃時間が長くなった分、テンポよく投げて、野手のリズムをつくろうと心掛けたという。

両コーナーに投げ分ける持ち味を発揮し

「投げ損じが少なかった。ここにきて自分の思い通りの投球がまずまずできている」と、昨季を上回る8勝目に満足げだった。

●サブロー(一回に中前適時打)

「2日間、試合がなかったので、試合勘がどうなるか心配だったから、1打席目に結果が出て良かった」

●TSUYOSHI(2安打1打点)

「2日間も試合がなくてうずうずしていた。少年に戻ったような気持ちで野球を楽しんだ」

<感想>

千葉ロッテは、全員野球だ。ようやくエンジンがかかったようだ。

若手とベテランがミックスした打線は、いつもの通り日替わりヒーローが生まれる。

走る・守る・バント・・・時々打つ選手・・・いろいろな選手が、ベンチで自分の出番を待っている。

そんな感じがする。さあ行こうぜ・・・。

この試合の成果は、なんといっても久保康友の完投。打撃陣が大量得点してくれたこともあるが、最後までがんばったのはやはり、久保康友だ。

先発6人衆が、ようやく出そろったね。

あとは一つ一つ勝っていくだけだ。打撃陣がんばってくれ・・・。

巨人安藤打てず首位陥落 

2007-09-09 04:40:52 | 巨人野球

巨人安藤打てず首位陥落   9.8.サンケイスポーツ(概略)

巨人1-2阪神、20回戦、阪神11勝8敗1分、(東京ドーム)

前夜の点の取り合いから一転、首位攻防第2ラウンドは息詰まる投手戦となり、競り負けた巨人が1位の座を明け渡した。

巨人ベンチは相手先発を左腕の下柳とみて、二岡を5番に上げるオーダーで臨んだ。だが、読みが外れた上に先頭打者本塁打で先制を許す苦しいスタート。

原監督は「確かに先発予想は外れたが、どうということはなかった」と強がった。

しかし、出はなをくじかれただけでなく、“予想外”の先発となった安藤に五回までパーフェクトに抑えられ、試合の主導権は最後まで引き寄せられなかった。

1点を追う九回、無死二塁の好機で3番からの主軸3人が凡退し、2位転落が決まった。

前日は7本塁打しながら逆転を許し、この日は万全でない阪神投手陣を打ち崩せなかった。

指揮官は試合後、報道陣とのやりとりで首位陥落を知ると「全力を出して戦うことに変わりはない」と自らに言い聞かせるように話した。

<感想>

9回のの攻撃は、「巨人野球」を表現していた・・・・。原監督がこのような無神経な采配をしている限り、巨人に一丸野球はできないと思う。

ペナントリーグ終盤は、どのチームもチーム一丸で戦っている・・・日本1を目指して・・・・。短期決戦のために・・・・。

しかし巨人は、いつもの通りの作戦だった。

9回裏・この回先頭の矢野選手は、クリーンヒットを2塁打とした。

ノーアウト2塁で、高橋由選手・・・。1対2の最終回だ。バントして1死3塁で、小笠原選手の外野フライで1点取り同点を狙う。

これが順当の作戦だと思う。

もし高橋由選手がバントに自信なければ、バント専門選手を代打すべきと思う。

それがチーム一丸で戦う姿勢の表現であり、例え失敗しても、チームで戦っている感覚を選手達に与えることになる。

バント専門選手を育成していなかったのか。高橋由選手に遠慮したのだろうか?原監督は、バント作戦は採らなかった。

原監督は、高橋由選手のヒットで1点を狙った。・・・・少なくとも高橋がバントの姿勢を見せれば、阪神・藤川はちょっと迷うのではないかと思う。

阪神藤川選手に、プレッシャーをかけない。

何も工夫なし・・・。結果は予想通り、三振・・・1アウト・2塁。

ベンチ内の選手の多くは、自分の出番はない。巨人は、レギュラーだけで戦うんだという意識を植え付けてしまったのではないだろうか。

この回の3番の小笠原選手も、ヒットで同点を狙ったが、三振。その間2塁ランナー・矢野は、盗塁を狙った姿勢もなく、藤川は打者との対決に集中できたと思う。

次打者・二岡選手も、ヒットねらい・・・。ランナーと打者の連携作戦もなし・・・・。

チーム一丸で勝利しようという姿勢が見られなかった。ここに巨人野球の姿が見えたといえよう。