早川左右で全打点ロッテ2位 9.29.サンケイスポーツ(概略)
9.28.ソフトバンク1-2千葉ロッテ=延長十回、23回戦、ロッテ11勝10敗2分、(ヤフードーム)狙った獲物は逃さない。
眼光鋭い早川大輔が、チームの2位浮上と逆転Vの夢をたぐり寄せた。 「こんなにバットで活躍できるとは…。
勝てば順位が入れ替わると分かっていたので、一戦必勝のつもりでした」
ベンチに最後まで残っていたヒーローは、白い歯を光らせた。延長十回二死三塁、カウント2-0から馬原の153キロ直球を中前へ。
一回にも杉内の直球を左翼ポール際に5号ソロを放っていたスイッチヒッターは、左右両打席でチームの全打点をたたき出した。
昨オフにオリックスから移籍した早川の活躍でソフトバンクに連勝。
首位・日本ハムのマジック対象チームにもなったことで、バレンタイン監督は「彼はすばらしい勝負師。
われわれは間違いなく、あすの試合で全力を尽くす」と興奮をあらわにした。
29日からは本拠地・千葉で、日本ハムとの2連戦が待ち受ける。
負ければ日本ハムの胴上げを許す背水の陣だが、敵地でソフトバンクに連勝したことで、チームに勢いが戻ってきた。
「いい勢いで地元に戻れるので、大型連勝できる可能性もあると思う。もう、気持ちを切り替えてやりますよ。」
千葉出身の早川大輔が口元を引き締めた。2年ぶりの優勝に向け、奇跡を予感させる言葉だった。
★バレンタイン監督、采配ズバリ
4投手の継投で鷹打線を1点に抑えた。六回途中から3回1/3を無失点の2番手・川崎雄介を、バレンタイン監督がたたえた。
「彼は休養がとれていたし、(私の)決断が正しいことを証明してくれた」とニヤリ。
守護神の小林雅英が二軍で調整中だが、延長十回二死から投入した藤田宗一が9年ぶりのセーブを挙げるなど、指揮官の期待に応えた。
◆先発して5回2/3を1失点の小野晋吾
「粘り強く投げられた。奇跡(の逆転優勝)を信じ、後の試合は中継ぎでも何でもやります」
<感想>
チームが一丸となっている。日本ハム2連勝できれば、後は3連勝だ。
投手陣は、安打を打たれても最少得点でがんばっている。
日本ハムは絶好調だ・・・負けずにさあいこうぜ・千葉ロッテ。