根来氏代行職後・に難航 1.24.スポーツ報知(概略)
1.24. プロ野球オーナー会議が、東京都内で開かれ、今月末で任期満了となる根来泰周コミッショナー(74)の退任を了承した。
後任の人選が難航したため、根来氏は暫定的に「コミッショナー代行」の立場で職務を継続、球界トップが不在という異例の事態となった。
次期コミッショナーは11月のオーナー会議をめどに人選を進める方針。
コミッショナーが空席となるのは8代目の竹内寿平氏が1988年6月に辞任後、吉国一郎氏が1989年3月に就任するまでの約8か月間以来。
オーナー会議は退任する意向の根来氏に対し、代行職としての残留を要請。根来氏も自らが委員長として取り組んでいる野球協約の改定作業があり、代行就任を承諾した。
協約改定はコミッショナー権限の強化や、3つに分かれているコミッショナー、セ、パ両リーグの事務局統合を含めた組織改正が軸となる。
根来氏は「何とか1年くらいの間にめどをつけることを目的にやっていきたい」と話した。
根来氏は東京高検検事長、公正取引委員会委員長などを歴任後、2004年2月に第11代コミッショナーに就任。
同年9月には日本プロ野球選手会のストライキを受けて辞意を表明したが、慰留を受けて3年間の任期を最後まで務めた。
◆根来 泰周氏(ねごろ・やすちか)1955年司法試験に合格し、翌年に京大法学部卒業。
1958年に法務省に入省後、大臣官房長、法務事務次官、東京高検検事長などを歴任し、1995年に退官。
1996年8月から2002年7月まで公正取引委員会の委員長を務め、2004年2月にプロ野球コミッショナーに就任。74歳。和歌山県出身。
<感想>
根来氏は、どんなプロ野球像を考えているのか?
観客やファンの気持ちを大切にした球界改変に取り組んで欲しい。
検討内容は、情報公開して欲しい。
そこの原点があると思う。