南海地震条例策定監視委員会

 高知県は「南海地震条例」を策定するようです。適切な情報公開されているのか、1市民のけんちゃんが監視を続けます

阪神大震災から12年

2007年01月17日 14時07分35秒 | 地域の自主防災組織への動き
 1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神大震災。もう12年も経過しました。。地震後発生した火災はなかなか鎮火せず大きな被害が神戸では出ました。当時高知市も震度4位の揺れを観測しています。

 神戸市の場合は地盤の液状化、電気、ガス、水道などのいわゆる「ライフライン」の復旧は時間がかかりました。現在は大きな被害が出た地域も復旧はしていますが、罹災者の皆様の「心の復旧」は途中であるとも聞きました。

 都市型災害の深刻さをつきつけた地震でもありました。高知県は来る30年以内に巨大な南海地震が発生するだろうと言われています。甚大な被害を出した阪神大震災の揺れの時間は13秒でした。南海地震は1分30秒は揺れ続けると想定されています。

 揺れと火災の被害想定に加え、南海地震は阪神大震災のような直下型地震ではなく、プレートの移動型地震と言われています。津波が発生する恐れがあり、かなり大きな規模で高知県沿岸に押し寄せると想定されています。

 従来は水害対策ばかり想定してきました。昨年11月に二葉町で自主防災会は結成されました。これから本格的な学習や避難訓練などを実施しないといけないですね。。津波も想定されていますが、逃げ込める高台も公共施設もありません。
 今後は2月にかけて町内リーダーを集めました情報交換会や、事業計画づくりを実施する予定です。