考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

郵政民営化は終わったのか?

2006-07-08 22:33:03 | 郵政民営化

骨太方針・・・
「国の中期経営計画」的な方針、つまり財政再建の目標を掲げたのは10年ぶりなんだそうですね。いつもの「骨太方針」とは違うのか?、と思いつつ、日経新聞の多くの紙面を期待通りに割いている記事を眺めていました。
でも素人だからでしょうけど、何が違うのかよく分かりません。やっぱり以前に見たことあるよな、と食傷気味です。

今回のメインは、やはり財政再建でしょうか。
歳出・歳入一体改革とか、
2011年度に国と地方で基礎的財政収支を黒字化するとか、
将来世代に負担を先送りしない社会保障制度とか・・・
大丈夫かな???
そして、「攻めの農業」、「地域・中小企業の活性化」、「人財立国」、「再チャレンジ支援」・・・
興味深いキーワードも多いですね。中身は読んでいませんけど。

昨日も書きましたけど、次は方針よりも実行。
「新たな挑戦の十年」は、本気でこの方針に沿って国を動かしてみて欲しいものです。少なくとも「石の上にも三年」「桃栗三年(柿八年)」とよく言われるくらいですから、小手先の選挙のためのアピール合戦は棚上げして、次の衆議院選挙までの3年間(?)は石の上で「国益のため」にがんばって欲しいです。

みなさん、ハローです。ホディです。

ちなみに「骨太方針2001」で示されていた課題のひとつは「郵政民営化」。
今までの骨太方針の中では唯一の達成感のあるものでしょうかね?
でも、去年の今頃はあれだけ話題になった「郵政民営化」も、今はひっそり?と進んでいるようです。今日の日経新聞には、骨太方針関連の「社会保障費、自然減を2200億円圧縮」という目立つ記事の脇にひっそりと郵政民営化のプロセスで発足する4事業会社の社長の人事が掲載されていました。
いよいよか!と思って記事を見ると、2007年10月の話なんですね。
鬼も苦笑いするような・・・

まず、郵政民営化のプロセスはこちらで復習してください。↓
http://www.yuseimineika.go.jp/houan/050926_pdf/sankou/sankou_03.pdf

トップの面々は、かなり前から話題になっていましたが、
日本郵政株式会社は西川善文氏、三井住友銀行出身、67歳。

今日、掲載されていたのは、
郵便貯金銀行、古川洽次氏、三菱商事出身、68歳。
郵便保険会社、進藤丈介氏、東京海上火災保険出身、61歳。
郵便事業会社、北村憲雄氏、トヨタ自動車出身、64歳。
郵便局会社、川茂夫氏、イトーヨーカ堂、59歳。
※少し前に日経では川さん違いで誤報を流してしまったようです。偽メールは責められませんね。

いかがですか?
大企業の偉い人ばかりですごいですよね。
郵政グループのトップの平均年齢は63.8歳、スタートする来年は漏れなく一歳上がって64.8歳となるでしょう。高齢者の雇用の安定は大切ですけど、こういう安定はないよな、と。
もちろん問題なのは「年」ではないですけど、「人財立国」を目指す日本ですからトップの日本郵政株式会社に西川さんのような大ボスを据えるなら、できれば40代、少なくとも50代前半の社長くらいはいてもいいよな、と感じています。大企業の人ばかりなのも不満ですけど、こんなものでしょうかね・・・
社会保険庁で表面化したようにこういう団体へ民間からのトップを入れることは、風当たりが強く、内部抗争の種になるのも規定路線のような気がしますけど、だからこそ、殻を破れる若手の人材の発掘が大事だと思います。

そして、民営化法案が通って一件落着ではありません。
内部ではいろいろ民営化に向けての議論が進んでいることを信じていますけど。
民営化の動きについての情報公開も少なくなりましたよね。「日本郵政株式会社設立委員会」や「郵政民営化に関する有識者会議」の開催情報は半年以上更新されていません。キチンと開催されているのか心配になりますよね。
真の民営化に向け魂を入れる作業は始まったばかりです。
今後の動きに期待したいと思います。

サラリーマン時代に強く感じていましたけど、
日本は、「企画」とか、「方針の立案」が重宝される国ですよね。
(他の国は知りませんけど。)
「企画」あっての「実行」ですけど、「実行」が上手くいかなければ「企画」の意味もありません。今こそ、企画に魂を入れる作業をじっくりと取り組むべきですね。
日本も、郵政も・・・そしてボクも。


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2 コメント

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官僚からカンリョウへ (fall)
2006-07-09 17:31:41
銀行は商社のトップから、保険は損保のトップから、ネットワークは自動車のトップから、郵便は流通のトップから…安直な民営化ですね。官僚のイメージする民営化などそんなものなのでしょうかね。まぁ、野に生きる私には遥か遠くの世界のこと。鶏口牛後の精神で頑張りましょう!
re:官僚からカンリョウへ (hoddy)
2006-07-09 19:47:13
fallさん、コメントありがとうございます。



官僚のイメージする民営化・・・小泉首相の悲願もこんなものでしょうかね。そうだとしたら残念です。

ホント、ボクらは鶏口でも蛍光でも良いので、小さなことからコツコツとがんばりましょう。



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