【2022 ミヤマセセリ】
◎ミヤマセセリ(深山挵) ベース
◎2022年5月10日 石川県にて 写真5枚
【アオバセセリ(青羽挵)】
昆虫 : チョウ目 セセリチョウ科 アオバセセリ亜科
時期 : 5~8月
生息地 : 本州・四国・九州・沖縄 山地の林縁部や渓流沿いで見られる
大きさ : (前翅長)23~31mm
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
セセリチョウとしては日本国内で唯一青色の翅を持つ種である。
地色はひかえめな緑で、後翅にオレンジ色のアクセントを持った、大きく美しいセセリチョウ。
山地の林縁部や渓流沿いで見られ、ウツギなどいろいろな花で吸蜜するが、個体数はあまり多くない。
細かく羽ばたきながら、直線的に飛び、胴体が太いので、飛んでいる姿に重量感がある。早朝と夕方に活発に活動する。
幼虫の食草はアワブキ。
◎2022年5月16日 富山県にて 写真7枚 追加しました
◎2020年5月24日 石川県にて 写真2枚 追加しました
◎2018年4月30日 富山県にて 写真10枚
【2022 スジボソヤマキチョウ】
☆スジボソヤマキチョウ(筋細山黄蝶) ベース
◎2022年4月8日 富山県にて 写真5枚
越冬したスジボソヤマキチョウ・・・かなり翅は傷んでいました。
産卵を始めました
しばらくして休んでいました
【2022 スギタニルリシジミ】
早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。
◎2022年4月9日 富山県にて 写真14枚
ルリシジミとの違い
【シータテハ(C立翅)】
昆虫 : チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
時期 : 3~11月
大きさ : (前翅長)224~30mm
分 布 : 北海道・本州・四国・九州
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
名の由来: 翅の裏、後翅に小さなC字模様がある
黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(夏型に比べて翅が細長く、外縁の凹凸がより顕著)がある。
暖地では山地性で、分布が限られる。渓流沿いや樹林の周縁部でよく見られる。
敏捷に飛び回るが地上に静止して日光浴することも多い。花や樹液に集まり、オスは地表でよく吸水する。
幼虫は、ハルニレ、エノキ、オヒョウ、ホップ、カラハナソウ、コアカソなどの葉を食べる。
◎2022年4月8日 富山県にて 写真12枚 追加しました
別の個体
◎2020年8月20日 長野県にて 写真11枚
【ヤブヤンマ(藪蜻蜒)】
昆虫 : トンボ目 ヤンマ科
腹長 : 80~92mm内外
名の由来 : 森林などに近接した小規模な止水域を中心に生息する
日本産ヤンマ科の中では大型種で(オニヤンマより一回り小さい)、腹部が比較的長い。
成虫は体の地色が黒く、体側に黄色-黄緑色の斑紋がある。
未成熟個体は黄色みが強く複眼も褐色だが、オスは成熟すると斑紋が青緑色を帯び、複眼全面と第2-第3腹節下面の斑紋が青くなる。
メスは斑紋が黄緑色で複眼は緑色だが、個体によってはオスに似た青緑色になるものもいる。
またメスは腹節側面の斑紋がオスより大きい。
翅はオス・メスとも透明だが、老熟すると褐色にくすむ。
◎2013年7月19日 石川県にて 写真3枚
メス・・・土に産卵中。