早朝、白馬駅着。ゴンドラ乗り場に行く途中、白馬三山が良く見えた。乗り場には多くの人達が並んでいる。兎平駅を経て、八方池山荘前に着き、これより、八方尾根トレッキングコースを歩く。あれほど晴れていたのにガスが出て視界が悪くなる。急な登山道を歩き、標高2,000mの第二ケルンに着く頃、晴れ間も広がり雄大な風景を楽しみながら八方池に到着。標高2,065mからの景色は圧巻だ。白馬三山が目の前にそびえている。時折、ガスで隠れるが眺望は素晴らしく良く、山の醍醐味を味わう。
赤目口駅からバスに乗り滝へと向かう。「サンショウウオセンター」が、赤目四十八滝の入り口。中に入るとグロテスクな生物がいる。外に出ると滝の流れる山中で「行者滝」が迎えてくれる。岩だらけの水に濡れた滑りやすい登山道が続く。しかも、道が狭く、急な上り下りの連続で、多くの人とすれ違う時に、滑り落ちないか緊張する。滝の発するマイナスイオンを浴びつつ歩く。百畳滝へと行く道は広々としていたので山々の紅葉風景を楽しめた。木々の紅葉と滝の調和のとれた美しい「荷担滝」に到着。癒された。
鳥居をくぐり、人ひとりがようやく歩け、一歩踏み外せば転落するような道を登り、立山・雄山神社に参拝する。神主様の御祓いを受け、身の引き締まる思いがした。ここは、標高、3,003メートル。北アルプスの雄大な山岳風景の眺望を楽しむ。絶景かな。ひときわ「剱岳」が目を引く。サルマタカール・三角点などを見て、下山開始。登山は、登りより下りが危険だ。慎重に降りていると、何人かの怪我人がいる。転んだ時に、鋭く尖った岩で切ったらしい。注意。無事に一の越に到着。今回は、道に迷わずにすんだ。
とにかく、ゴロゴロした岩だらけの急斜面の登山道を這うように、また、石を下に落とさないように注意しながら一歩、一歩登る。小さな祠を見つけ、しばし、休憩。遥か彼方に「槍ヶ岳」の山容が望める。急峻な道を登りきると、広場があり、売店・トイレなどがある。これより、立山・雄山神社に参拝する。