小保方さんの会見を見て思うこと3つ。
1. マスコミの品性のなさを私たちは罰さなくてはいけない。
学問的な価値を無視した当初のキャラとしての持ち上げかた。
そしてこのバッシング。バッシングの内容もまったく学問的見地にはない。
2. なにより女性であるだけでこれだけ持ち上げる社会がおかしい。
あたりまえだが男女参画的見地からしたら、
イケメンだからとここまで持ち上げられただろうか。
最先端をになう女性の科学者が(科学者だけではないが)もっといて、
それが当たり前の社会になっていなくてはいけない。
3. 最先端の領域はアーティスティックである。
ガリレオだろうが、アインシュタンだろうが、科学の最先端は常識を超える
何かであり、おそらく最先端のアートと違いメンタリティ、
クアンタムリープが必要なのだ。
些細なミスや、不慣れや、未経験ゆえの失敗に対し、
役所仕事のような手続き論を持ち出すべきでない。
しかも「千三つ「どころではない確率での領域であって、
もしアタリであれば人類の幸福に多く資する発見である。
彼女の研究を賞賛こそすべきであり、
バッシングなどはとんでもないことである。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140409/t10013609711000.html