退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1173: 3.11

2019-03-11 08:06:34 | アメリカ便り
おはようございます。
今日は3.11。

昨日までは何気なく毎日を過ごし、‟おはよう”、”お休み”と声を掛け合っていた家族知り合いが、急に目の前から消え去りました。
私の両親のように覚悟できた死と違い、このような突然目の前に現われた死、死んでいく人たちも残された人たちも覚悟のしようがない。
8年経っても20年たっても50年たっても、その喪失感は癒えないと思います。
腕や足を切断した人が、切断された部分に痛みや疼きを感じると言いますが、そんな感覚なのではないでしょうか。
いまだ、2300人以上もの方たちの行方も分かっていなそうです。
一口に2300人と言いますがものすごい数です。
今でも遺骨を探している方たちが、早く見つけらるよう願っています。

おとといの夜、暗くなってから隣の家に救急車、消防車、そしてポリスの車がやってきました。
あちらこちらで、木がたおれてしまうぐらい風が強い日だったので、木が倒れたのかしらと思い、‟こういう時には近所と言うことで、どうしたらいいの?”と主人に聞くと、そこは個人主義、なんでもプライバシーで片づけるアメリカ人、‟何もするな”。
こりゃだめだと思い、隣人キャシーに電話すると、キャシーも外を見ていたようで、救急車消防車のことは見ていたようです。
近所の見張り役キャシー、‟心配だから、一緒に見に行こうか”と言いましたが、キャシーもご主人に聞くと‟行くな”と言われたので、行くことをやめました。

そして今度は電話ぐらいかけてみようかな~と思い、またまた主人に聞くと‟かけるな”。
と言うことで、その日は結局なにもしませんでした。
昨日は息子とガールフレンドが夕食に来たので、‟どう思う?”と聞いたら、そこはそこは、半分だけだが、良い遺伝子(日本人)を持った我が息子。
父親より、アメリカ人の常識よりも、人間としての常識を心得ている。
‟私の育て方”に間違いはなかった、と改めて、感心。
速電話したら、奥さんのべブが出ました。
‟ハートアタック”だったそうで、救急車で病院に入院したそうです。
このご主人いろいろ健康問題を抱えている人なので前から心配していたのです。
今回も命は助かり、木曜日には退院できるそうです。

癌もそうですが、昨今、今まで治らない病気、死の病気と言われていた病気は、治そうとは考えず(治れば良いに越したことはないですが)いかに上手に病気をだましだまし生き続けようかと言う考えに変わってきたと思います。

叔母がその典型ともいえます。
原発がわからない、腹膜癌にかかり、手術で癌を取り除けるだけ取り除きましたが、それほど経たないうちに再発。
その後は抗がん剤やらなんやらをとっかえひっかえして5年たっています。
癌は治ってはいませんが、一緒に癌と暮らしています。
12年目で乳癌が再発した友達にしても同じです。

私は後5年で、癌は治るというか、少なくとも一緒に生きていける病気となると思います。

心臓病やら、糖尿病もしかり。

人間は病気では死ななくなり、死ぬとしたら戦争、事故、飢餓と言うことになるのではないでしょう。

ハブグレジュンタのマミー
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