退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#r575: リサイクル

2015-11-29 22:40:32 | アメリカ便り
今朝のニュースでリサイクルについて話していました。
日本に帰って、まず思うことは徹底したごみ分別。
プラスティックのボトルはリンスはもちろんのこと、ラベルも取って更にボトルをつぶしてリサイクル用に廃棄。
ほかのものもリサイクル用は洗って廃棄することになっています。
年に2回しか帰らない、そして、アメリカ式の大雑把な適当リサイクルになれた私には、この分別が結構な仕事となります。
アメリカに住んでいた友達も言ってましたが、“納豆の入れ物”を洗うのに苦労すると。

アメリカのごみ分別はどうなっていると思いますか?
はっきりいって、アメリカの大部分の州では、あってないようなもんです。
ごみ分別という言葉が出始めたのも、この10年くらいではないでしょうか。
アメリカは州ごとに政策が違うので、カリフォルニアなんかは少々まじめなリサイクルをやっていますが、徹底されていません。
この“徹底されていない”ことで、大部分の人は分別なんて他人事となるのです。
“他人事にしちゃいけないよ”と思えるだけの教育、感覚がないのがアメリカ人なのです。
日本みたいに徹底もされているし、教育、感覚も備わっている国民とはまるっきり違いますよ。
以前、中国人で占められた東京のある団地のことがニュースになったことがありましたが、管理人いわく“ごみの分別がまるっきりなっていない、頭が痛い”。
本当に日本人だけですよ、こんなに徹底したごみ分別ができる国民は。

私の地区の“ごみ分別”は、“大雑把、適当”そのもの。
私たちはリサイクルの大きなビン(入れ物のこと、ドラム缶1.5分位の大きさ)のなかに、ダンボール、ガラス瓶、プラスティック、スタイロフォーム、ペーパー類、アルミ缶、スティールぜんぶを一緒に突っ込みます。
もちろんリンスなんかしません。
そして、週一回家の前に出して、リサイクルのトラックにピックアップしてもらいます。
日本のごみ収集の機敏に動くおじさんお兄さんたちはいませんよ。
大抵が一人でトラックを運転し、機械でビンの中身を殻にしていきます。
アメリカの、リサイクルも入れたごみの55%はランドフィルといって空き地に捨てられます。
もちろん規則があり、捨て方が規制されています。
大部分のリサイクルプラスティックは中国に輸送され、そこでリサイクル用に加工されるそうです。

ニュースではスエーデンはリサイクルの王者といってました。
なんと一般ごみの1%しかランドフィルにならないそうです。
ごみの多くは燃やしてエネルギーにとして再利用されるそうです。
日本もスエーデンを目指しましょう。

明日は10時間運転。
娘が帰るのでお供することになりました。
なんせ、11日の学期末まで2週間で4つの試験があるので、少々パニックになっているので。
帰り2日はピッツバーグから乗換えで5時間かけて帰ってきます。
2日ハッピーアワーがあるのに、またキャンセルになるだろうな~。

ハブグレジュンタのマミー



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