退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#200: アメリカの俳優根性

2014-01-11 21:45:51 | アメリカ便り
昨日は一日中雨が降っていました。
おまけに霧まで出て運転が怖かったです。
どうしてそんな時に運転したのかというと、またまた親ばかです。
娘から“ショッピングに行こうよ、もう来週金曜日にはミネアポリスに帰らなくちゃいけないんだから”との、弱い所をついたお誘いがあったからです。
雪が降ろうが雨が降ろうが、そして霧で前がよく見えなくても、子供と一緒にいるチャンスを逃したくないという、けなげな(親ばか)考えです。
またまた、たかられましたが、、、

夜は、主人抜きで娘、息子と3人で“アメリカンハスル”という映画を見に行きました。
一応主人もさそったのですが、“俺はまだ、働いているんだ。疲れている”と断られました。

"Batman"のクリスチャン.ベイルがこの映画のために20キロ近くも体重を増やしたそうです。
すごいですね、プロ根性は。

別にアメリカかぶれをしているわけではありませんが、日本の俳優でこの映画で主要人物を演じることができるような人、数人しか思い当たりません。
やはりハリウッドは、世界のハリウッドです。

演技ではなくて、そのものになりきっている感じです。
ぜんぜんわざとらしさがない。
アメリカのプロの俳優さんって、百面相です。
自由自在に自分を変えることができる、そしてそれになりきってしまう。
拒食症の人から肥満者、浮浪者から大金持ち、天才から痴呆と何にでもなれる。
そう思うと、競争率が激しいけど、俳優って楽しい職業じゃないでしょうか。
私は、演じるより地で行くのがよいとは思いますが、不可能なので、ノーベル賞をとるサイエンティストとか、宇宙飛行士を演じてみたいですね。


明日はゴールデングローブの発表日.
楽しみです。