ブログ・若手研

愛知でサークル活動をしています。授業づくり、サークル活動、初志の会について、ワイワイ、一緒にしませんか。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

19年6月30日(土) 若手研例会・6月開催

2007年07月01日 | Weblog
若手研の例会を開催しました。

◆場所 名古屋NPOセンター(名古屋市・伏見)

◆参加者 霜田一敏(名古屋大学名誉教授)
     酒井宏明(西加茂郡三好町立北部小学校)
     宇野善久(十四山西部小学校)
     水谷光孝(七宝小学校)
     岩田圭司(知多郡武豊町立衣浦小学校)
     高橋佳史(東海市立上野小学校)
     鈴木佳典(豊田市立追分小学校)
     川合英彦(豊田市教育センター)

◆提案1 小6・道徳 自作資料によるルール・遵法の精神の授業(岩田先生)

ピラミッドに登りたいという夢の実現に向けこつこつ努力してきた主人公はついにエジプトに行き、ピラミッドの前に立つ。そのとき、「文化遺産保護のため、登山禁止」のきまりがあることを知る。主人公のその後の行動は…。

世界各国を旅行している岩田先生ならではの、思いが伝わってくる資料でした。

-協議から-
・「夢の実現」と「きまり」という価値の葛藤が伝わってくる。
・資料は子どもたちにとって考えやす資料か。→子どもたちに興味
ある題材であれば、子どもたちからは遠い世界のことの方が話しやすいと考えた。
・「みつからなければいい」「みんなやっているからいい」「ちょっとくらいならいいだろう」という考え方が出る場面が資料の中にあってもいい。

先月の例会で授業前に提案していただき、授業の様子を踏まえて提案でした。
実際の授業では、導入で直接今回の価値にかかわる発問をしたために、子どもが引いてしまった、という反省もありました。
授業後の感想では、文化遺産を守るために、登ることを思いとどまった主人公への共感の気持ちがよく綴られていました。
また、授業後子どもたちから
「先生、今日の授業はね、…」と話があったそうです。
すばらしいですね。子どもたちが自らの授業を分析する。普段の先生と子どもの関係ができているから。この子どもたちの声を元に授業を展開すれば、と意見がだされました。
 岩田先生、この資料、この授業を、修正しながらこれから毎年実践して磨きをかけていってください。そして先生の十八番の「得意ネタ」にしてください。そこまでやりこむことが、先生の「宝」を作ることになると思います。

◆提案2 中3・社会「消費生活と経済のしくみ」(高橋先生)
 ものの値段の決まり方を生活や経験を元に考え、理解させることを目標として、市場価格、公共料金、需要曲線と供給曲線による均衡価格、を扱う授業でした。

高橋先生からは、受験を控え、12月中に公民分野を終了させなければならない中学3年生の厳しい現状が報告されました。そのなかで、子どもたちに社会的な見方考え方ほ育てる授業をどうするか、という現実的な問題です。先月の中島先生の場合もこのことが話題になりました。
-協議から-
・「価格の決まり方」について子どもが追究する単元にしてはどうか。子どもの問題意識を高める、追究のための学習活動を設定する、話し合うという段階を踏む。
・社会科の単元のなかで、ここでは、社会的見方・考え方を育てるという単元を設定して、実践してはどうか。
・価格破壊、百円ショップなど、教材としておもしろいのではないか。
・最近はインターネットや、テレビ番組が価格決定に影響を与えているという事実も教材化できるのでは。
・同じりんごでもキズがあるかいないかで価格が変わる、また、豊作貧乏と言う事実もある。こうした事実をもとに考えてはどうか。
・この授業後、子どもたぢか「このものはどうしてこの値段なんだろう」ともの値段を考えるようになるといい。学びの一般化、転移が本当の学力。

 高橋先生の学級は、挙手、発言が活発に行われるそうです。素敵な学級経営をしてみえることと思います。中学校社会科で、これからすばらしい実践が生まれそうです。期待しています。
◆提案3 自分と身近な地域の歴史を見つめ、人と地域の歴史とのかかわりを追究する子の育成(鈴木先生)

・史跡公園としてて復元・整備された地域の中世・山城(足助城)を教材化したい、という構想の提案でした。
-協議から-
・中世山城の実践は、城をじっくり見学させて、子どもたちに当時の城の様子、住んでいた人の様子を想像させる実践と、城(城主)の歴史をたどり、城主の生き方、行動について考えさせる実践などがある。
・史跡公園として復元させたところがおもしろい。町おこし、地域の歴史にいする愛着など、足助の人の思いを学ぶことができるのではないか。

提案者の鈴木先生は、史跡公園ができるまでの経過や尽力した人の教材化を念頭においていたようで、興味深い実践になりそうでした。鈴木先生、楽しみにしています。

◆提案4 小6・総合「12歳の今、私たちは」(岩田先生)
 自分たちを見守ってくれる地域の方を教材として、子どもちが「ボランティア」について考え、自らボランティアに動き出す姿を求めた実践の構想の提案でした。
-協議から-
・たっぷりと教材の浸らせて、子どもたちに共感と葛藤がうまれるようにするといい・「ボランティア」は本来人に気づかれないもの。子どもたちの目につきにくい部分がある。
・組織的に行われているものでも今回はいい。
・どんな「人」に出会うかがポイントになる。
・「ボランティア」は本来強制されないもの。クラスで行うときも、行わない子が不利益を被らないように行う。
・「ボランティア」は自分自身のためにやる、プラスの発想のもの。そこを子どもたちにとらえさせたい。

岩田先生、今回提案が2本。その意欲に脱帽。座席表が用意されていました。子ども一人一人をとらえ、単元に生かそうという姿勢、すばらしいです。今回、時間の関係て座席表まで見ることができませんでしたが、ぜひ、次回この続きを、実践の途中経過と合わせて、提案してくださいね。

◆その他
 ・8月の初志の会全国集会には、今回の参加者のうち3名が参加します。
 
◆次回の若手研例会について

 〇日時 平成19年7月21日(土)午後2時30分
 〇場所 愛知県西加茂郡三好町立北部小学校 
       ※東名・三好インターチェンジより5分
 
 〇参加される方の提案をお待ちしています。
コメント   この記事についてブログを書く
« 19年6月24日(日) 東... | トップ | 19年7月9日(月) 初志... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事