チャリ乗り文造の備忘録

~釣りとロードとベガルタと~

雨中の最終戦へ

2011年12月04日 12時52分53秒 | チャリの話、ライドとかグッズとか。

ユアスタ前の市立図書館。

いつの間にか再開していました。徐々に、徐々ですが復興の姿を見られるのは嬉しいです。

今日はJ1、J2共に最終節。J1は優勝チームと残り1席の降格チームが決まり、J2では残り2席の昇格チームが

決まります。その他チームは消化試合?と思われるかもしれませんが、そんなことは無く、各チーム共に今年の

集大成を現したり、今年でチームを去る選手や監督の惜別だったりします。仙台は現在5位は確定、上手くいけば

4位も可能な節です。この4位と5位の違いですが、賞金が4000万円から6000万円に上がりますし、条件次第で

棚ボタACL出場権も獲得可能になります。その条件とは天皇杯優勝チームが、現在既にACL出場を決めている

柏、名古屋、ガンバのどれかになるか(ガンバは既に天皇は敗戦ですので実質前者2チーム)若しくは、J2以下の

チームが優勝する事で繰り上げ出場権確保です。まあ、ベガルタが天皇杯を優勝できれば文句なし、なんですが。

そんな訳で行ってきましたユアテックスタジアム。今日のゲームは全席完売。18575人人の入場者でした。ユアスタは

満席で19500人程度ですから、スポンサー席や年間パスポート保有者で来なかった人が約1000人居るって事で

その中には、急用で来る事が出来なかった人の他にも震災の犠牲者や震災の影響でそれどころでは無い人も

居るんでしょう。そんな方々の為にも今日は勝ちたい試合です。

大雨の中、19000人弱もいると並ぶと列最後尾はこんな所です。

「コジマ」の先の対面にスタジアムがあります。今日は、ボランティアの方々の不手際もあり、列はぐちゃぐちゃ。

私は、年に2、3回位はこんな感じでかなり後ろの方に並ぶ事があるんですが、いつも不快に思うのは横入り。

今日もいつの間にか私の前に3人くらいのオッサンが入ってきました。昨年もこんな経験があり、かなりキツメの

口調で注意すると私の前からは去っていきましたが、結局10人位後ろでシレーっと並んでました。それ以来、

嫌な気持ちになるので注意しなくなってしまいました。

スタジアム前に掲示された横断幕

そして今日の対戦相手は26年前にやはり大震災を経験したヴィッセル神戸。東北の震災時に一番に救援に来て

くれたのが神戸市だと聞いています。仙台市長も試合後のセレモニーで触れていました。

最終節なので色んな催しがありました。

すずめ踊り

ユルキャラ

宮城県のユルキャラ「むすび丸」のサンタバージョンと気仙沼でしょうか「ほやぼーや」持ってる刀は秋刀魚です。

ゲストに羽生結弦(はにゅう ゆずる)

って誰かわかる人は少ないですよね。フィギアスケートで今年から参戦し、グランプリで優勝したのでファイナル

グランプリに出場する選手です。今回で3回目のゲストですが、過去2回はいずれもベガルタが勝利しており

ゲンの良いゲストです。

試合開始前のコレオグラフィー。簡単に言うと人文字。

横から撮ったので良く見えませんが「アリガトウ」。

ゲームは前半は激しい雨の中行われました。

選手が走ると水しぶきが上がる中前半、赤嶺の自己最多ゴールとなるゴールで先制。後半は、嘘のように

雨が上がり月が見える中でゲームが始まり、再度赤嶺のアクロバティックなゴールが決まり2-0で快勝。

これで、条件さえあえば、ベガルタは天皇杯に敗退してもACLに出られる可能性を得ると共に賞金6000万円を

手に入れました。この賞金の使い道ですが、全てクラブに入るのではなく、半分は選手、スタッフ等に行き渡るそうです。

試合後は様々なセレモニーがありましたが、今年はやはり震災を意識した内容でした。

各国からの支援に対する各国語の横断幕もありました。

今日の結果優勝は柏、降格は福岡、山形、甲府。昇格はFC東京、鳥栖、札幌。

これらのチームの内、山形、甲府、鳥栖は思い入れのあるチームですのでチョットその思いを、そして今日、

スタジアムで懐かしい女性にも再会したので、次回、その事についてもチョット書きたいと思います。

 

コメント
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