随想録 ー而今ー

 而今は、「にこん」と読みます。
 今の瞬間を精一杯生きるということを意味する言葉です。
 

第17号 昇段祝辞

2005年07月21日 | 中今塾について
 先月末の審査で昇段された方の祝いの会は、後日、開催しますが、ご昇段のお祝いの辞を一言述べさせていただきます。


 この度は、参段ならびに初段へのご昇段おめでとうございます。
 中今塾となってから初めての昇段者が誕生し、大変うれしく、また、ありがたく思っております。
 以前に、佐々木将人師範から、「初段までは練習であり、初段からが稽古である。」と教わりました。
「初段までは、技や体の動きなど、基本的なことを反復練習する段階であり、初段から技の深さを学んでいく。」との教えであります。
中今塾でも、この教えのもとに、指導をしていきたいと考えております。
 今回、昇段された方は、それぞれの段を允可されたわけですので、自信を持って、稽古に臨んでいただきたいと思います。
また、中今塾での後進の方に、体話でもって導いていただきたいと思っております。
道場での稽古においては、言葉での説明ではなく、自らの体で、しっかり稽古をして、後輩の方を導いていただきたいと思っております。
先達者(有段者)が、後進者を導くというのが、中今塾での道場での稽古方針であると考えております。
 また、時折、参加いただくビジターの方にも、後れを取らぬよう研鑽を重ね、中今塾に○○あり、といわれるように、力強さ、迫力にあふれた、存在感ある有段者となっていただきたいと思っております。

 今後の精進をお祈りしております。
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