HMO新宿

商業や経営が得意な人と工業や技術が得意な人が日々の雑感を書きます

ダイシン百貨店

2010-10-25 13:00:16 | 日記
6年連続経常利益をはじき出す「ダイシン百貨店」のレポートから、
デパート不況打開の糸口を考えてみる

http://www.garbagenews.net/archives/1411599.html

まあその、「お客から業態を考える」「お客が変われば自分は後追いする」
「できることならお客の変化の先回りをする」という当たり前でシンプルな
ことをしているだけで良いんだよね。


列車が往復したよ

2010-10-21 19:00:05 | 日記

 列車がA地点とB地点を往復したよ!

 それぞれセンサーをいれて0.1秒ごとにセンサーに
列車が通過したかを確認した。それで列車の先頭が
センサーに触れてから減速をはじめ、一定時間後に
停止できるのだ。

 停止したら反転して元の位置へ走る。で、止まる。
 10往復させたけど安定して実行できた。
いやー。なんかうれしいよ!

 これからさらにプログラムを増やしていくぞ!



PWM波形の平滑化をするとどうなるか考えてみた

2010-10-19 07:19:59 | 日記

 PWM波形をそのまま線路に流すと電気ギャップの付近で
列車の速度が低下し、演出上良くないのでPWM波形の平滑化を
する回路の設計に取り組んでいる。

 この回路にはコンデンサー+抵抗を使ったCRローパス・フィルタ
というものが使えそうだ。今回はコンデンサーと抵抗の値と列車の
挙動の関係を考えてみる。

 コンデンサー+抵抗の値はokawa-denshiさんの
「CRローパス・フィルタPWM計算ツール」を利用させていただき
波形の計算シミュレーションをした。

 まずは波形の立ち上がり時間を決めよう。

http://sim.okawa-denshi.jp/PWMtool.php

結果:
抵抗10kΩ、コンデンサ10μFのときは立ち上がり時間は0.2秒
抵抗47kΩ、コンデンサ10μFのときは立ち上がり時間は1.1秒
抵抗10kΩ、コンデンサ100μFのときは立ち上がり時間は2.3秒
抵抗47kΩ、コンデンサ100μFのときは立ち上がり時間は10.0秒

 これらの値が設計の目安になりそうだ。

 立ち上がり時間は長いほど列車の速度変化がゆっくり変化するので
スムーズな加減速をコマンド一発で表現できる。いわゆる電車の
運転席の加減速ノッチを疑似表現したいなら立ち上がり時間が長い値
にすればよい。

 作った波形はモータードライバTA7291のVref端子に入れることで
モータードライバ出力電圧(=列車の速度)の調整に使えるはずだ。
これで電気ギャップの乗り越えがスムーズになる。



 課題が1つある。PWM波形を線路に流すのをやめるので低速走行
ができなくなることが予想されることだ。以下に詳しい説明をする。

 PWMの周波数が1000Hzより高いと列車に加える電圧の波形は安定する
ので、直流での制御に近くなる。直流での列車の速度制御のときは
低速での走行がやりにくく、停止状態からいきなり高速で出発して
しまう現象があることが予想できる。

 列車のモーターの性質を考えるとこれは仕方のないことだ。

 そこでPWMの周波数を10Hz前後に極端に低くして意図的にギザギザの波形を
作りだし、それを列車に与えてやることによって低速での走行を演出できるかも
しれない。(この状態で電気ギャップ区間に入ると当然PWMのときと同じような
欠点が再現する)

 どのくらいのPWMの周波数やDuty比がどのくらいで実現できるか実験を
これから繰り返さなければならないよ。


そんな回路で大丈夫か?

2010-10-18 08:38:02 | 日記
 電子回路もプログラムも線路も作り、
現在はプログラムをどんどん増やしている。

 しかしながらトラブル発生!

 列車を試運転のため動かしていたら、線路わきの
列車通過センサに列車が衝突した。

 なぜか回路全体が止まってしまった。電流計をみると
針が振り切れている!やばい!回路短絡(ショート)だ。

 とにかく回路を停止させ、電源を再度入れてみると、
回路短絡の状態が再現する。これは短絡している
部分をみつけて修理をしなければ元にもどらないぞ。

 順に回路をバラバラにしていってどの条件で回路の
ショートが起きるのかを慎重に調べていくと、列車が
衝突したセンサーの部分で5VとGNDの間で短絡が発生して
いることが確認された。
 

 要は列車が衝突して針金状の部品が曲がった結果、
隣の針金と触れてしまったようだ。それが原因で
回路全体に5Vが配信されなくなってしまったようだ。

 そういえば‥12Vがショートすると怖いので線路には
回路短絡対策のための回路を仕込んでおいておいたが、
5Vはほおっておいたのであった。

 そろそろ開発関係者以外も線路やセンサーなどの
システムにさわることが多くなることが予想されるので
この部分の短絡対策をしておいた方がよさそうだ。

 どうしようか?

 まあ、短絡対策回路が入っているICを
探してセンサー1個ごとに取り付けることに
なりそうだ。がんばって探そう。