これ続きものだから、あらすじは1つ前を参考に。
で。つづき。
博士のところにお姉さんなんかが到着すると、博士はここだよーみたいな顔して待ってる。よく来たねーって顔に書いてある。頬骨あたりに書いてある。
そんで「じゃあみんな揃ったところで、早速うんこ作ってみようか」って言った。
やっとうんこつくるメンツが揃ったね、みたいな言い方して、
その「うんこつくる面々」に、私が入ってないのが悔しいくらいだ。
まあ、悔しがったところで、入れないことに変わりはない。とにかく今は画面に集中しなければ。
そして博士は唾液をはじめとした消化のしくみをみんなに踏まえた上で、
「ここにみんなの胃液とほぼ同じ成分の液体が容器に入ってるよ」なんて言って容器を取り出し用意がいい。
ハンバーグやら、ご飯やら、野菜やら、適当にくだいて、少しペースト状にして、ガ-ゼにくるんで、その両端をキャンディーみたいにねじって輪ゴムでとめて、
これで、うんこの素材は完成。
これをその容器に入った液体に浸して、
「じゃあ、これをこのまま24時間、浸しておこう」なんて言うから、朝顔が咲く瞬間みたいに早回しになんのかなと思えば、
「その24時間つけたのがこれだよ」って、博士取り出した。
「あらかじめ、昨日から浸しておいたのが、これ」だって。
もうまるで料理番組。
「急なお客様が来たときのもうひとしな」、みたいな感じのメニューになってる。
へたしたら、チンして、皿に持って、ブロッコリーとニンジン添えちゃいそうな勢い。いやいや、ボウルに入れて、オカラとごぼうとこんにゃくに和えてもいいかな。あ、しいたけとにんじん入れんの忘れてた。ごま油少々・・そうだ、菜っ葉か何か青物も少し入ってるほうが栄養いいぞ。あ、けど、部長、野菜嫌いだったな。って、もう私のあたまの中は完全に脱線してたのだけれど、
それでも、地球は回ってるから、宇宙は膨張してるから、私なんか、おいてけぼりで、番組はどんどん先に進むすすむ。
すでに、博士は、取り出した24時間後のそれを包んでるガーゼをめくり始めてる。箸で。
それがまた、「鮭と茸のホイル巻き」にみえて、ちょっとおかしかったけれど、
子供たちは「くさーい」とか言って、お姉さんも顔を背けてる。
博士は、だらしないなーみたいな顔して、今の若いもんはって、小鼻膨らまして、
すべてめくって、開いてみれば、ほんと、そこにあるのは、どっからどうみても、うんこが1つある。
中学生が修学旅行先でするくらいの、うんこが1つ。 横たわってる。
へぇー、うんこって作れんだー、なんて、私も思わず、感心しちゃったのだけれど、
やっぱりこれ、最後の最後で、
「実はこれさっき僕ちゃんが出した正真正銘のうんこ」
って博士言わないかなー、
なんて考えちゃうところが、未熟ながらも作り手としての性なんだろうか。
だがしかし、NHKはこれだけではない。
20年くらい前のNHKの番組で、もっとすごいのをおれは観た事がある
と、ちょっぴり読み手を煽ったところで、それは、ただ単に長くなるからという理由で、また次回。
「過度な期待は傷つくだけ・・・」と大人な君ならわかると思うけど、乞うご期待
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