会社の同僚の女性~実に豊かな感性と常に本質に迫ろうとする気概のある~から、キタラの会報を見せてもらった。そのなかに、ピアニストの内田光子の文章があった。それは、シューベルトの、死に対する深く静かに洞察してゆく目についてであった。
そう、思いだしている・・・。今から約50年ほど前、テレビはSTVだったろうか。ベートーヴェンの音楽と人生の映画=ドラマがあった。そのなかで生き抜くベートーヴェンの人生に僕は深く感動し、そこから音楽への関心が始まったといえる。
ベートーヴェンが人生を幕を閉じ、その葬儀にシューベルトが参列している。しかし、そのシューベルトも1年後にはこの世界にはいない。
ベートーヴェンは努力の人と評されて、常に苦難の道を選びつつ逃げずに最後の最後まで闘いぬいたと言われている。では、シューベルトはどうなのか?
その謎解きができるだろうか?二人のピアノ ソナタ全曲を聴いて感じてみたいと考えている。
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