遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

理想と現実の間に

2010年05月31日 | 本心・・・真の願いを生きる・・・
 沖縄の米軍の基地の問題で日本はゆれた。沖縄から、この日本から基地を他の場所に移設したいという理想は様々な現実~それは巨大な圧迫感をもってのもの~の前にはかなく潰え去ったようにも思える。現実の壁を越えて理想に近づける難しさをあらためて示したようにも思える。
 ただ、別にこの問題だけではないだろう。高速道路の料金にしろ、果ては僕たちの生活に降りかかってくる現実もまったく同じようにも思える。
 この高度に複雑化した社会では理想を掲げること自体がとても困難なことにも思える。しかし・・・。

 昔はもっぱら交響曲ばかりを聴いた。今はこれにとらわれず様々なジャンルの音楽を聴くことにしょう。クラシックでも弦楽四重奏曲やピアノソナタやチェンバロ、ジャズ・・・。
 そこに託した作曲者の想いを聴き取ろうと思う。その時代に生きた彼は(彼女は)どんな理想をもちながら現実と闘っていったのであろうか?
 自らの現状に妥協することなく運命を切り拓いていったベートヴェン。そのこころは第6番、第9番にあふれ出ているようにも思う。

 して、僕自身はといえば、未読メールのうち100通近くはようやっと目を通した。おっくうだ、おっくうだと言っていられない。見なければ減らない。
 明日は通常勤務だ。
コメント
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