最後の単

踊りの舞台本番も、あと少し

先日、近所の区民会館で総浚えがありました。
リハーサルですね

今回は、かつらも衣装もありません
単も、今期はこれが最後

義母からの預かり物の小紋
帯も帯締めも帯揚げも、義母からのもらいものです

衣装とかつらがないのに、今回も、たくさんの方達が来ていらっしゃいました。
小道具さん２人、後見さん２人、音声さん２人、全体を見るイベント屋さんみたいな方が１人。

後見さんは男性なのですが、粋な着物をすっきりと着ていらして、きびきび動いていらして、
かっこよかったです
２人のうち、一人はまだ見習いという感じで浴衣を着た若い方。
一生懸命メモを取りながら、頑張っていらっしゃいました。

そして、長唄３人、三味線３人、鼓２人、笛１人、太鼓、鐘など鳴り物２人。
笛と鳴り物のお一人を除いて、あとは全員男性。
笛は、きれいな袋に２０本ほど入っていて、びっくり
曲によって、笛を変えていらっしゃいました。
鼓は、箱から出てきたときは、ばらばらになっているのでびっくり
毎回、まん中の砂時計みたいなものの両側に、皮のお皿(？)をおき、組みひもでそれを繋いでいくんですね
三味線も、いらしてから糸を張っていらっしゃっていました
みなさん、もちろんお着物ですが、さすが着慣れていらっしゃる方は違いますね～
歌舞伎以外で、こんなに大勢の男性が着物を着ているのを見たのは初めてです

先日は、仕事のあとだったので、地方さんたちにはお会いできなかったのですが、
本物の音の素晴らしいこと
私はもちろんテープで踊るのですが、２０年後には本物の音つきで踊ってみたいものです
え～っ？とお思いでしょうが、７０代の大先輩方もたくさんいらっしゃるので
私も、長～くやるつもりです