一橋MBAブログ 「くにたち」な日々

HMBA有志による非公式リレーブログ

【お題討論第一回の締め!~結局CMの効果とは~】

2006-03-11 23:36:52 | 矢川のカワウソの日誌
皆様、ご意見ありがとうございました!
 一週間過ぎたということで、カワウソなりの総括をしたいと考えます。
まず、CMの効果の方向性ですが、P&Nさんや、学級委員長さんの指摘があ
るとおり、内部(CMをする企業組織)と外部(CMを見る人)の二つ方向性
があるみたいですね。カワウソは外部ばかり目が行ってました。「CMを打
つと、社内が元気になる!」このような効果も確かにありそうですね。
東証一部の上場のように、CMを打つことも企業のある程度の規模や成長性
を表すものですから、「CMが打てた→企業がある程度成長した→目標達成
の喜び(社内の活性化)」という図式は成り立つような気がします。

さて、他方で外部(CMを見る人)への効果ですが、これについては「認知度
の向上」という面においては効果を認める意見が多いですが、それ以上の効
果については懐疑的な意見が多いように思われました。カワウソもこれらの
意見には賛成であります。一部では「テレビCMは消費者がそれを見ることに
よって消費者の中に安心感を創出させる効果がある」とする意見もあります。
確かに、CMで見た商品に、我々が安心感をもち(BORDERさんのご指摘どおり、
一般薬品は典型的ですね!)購買行動に移すことは、あります。
しかし、「CMをみた=安心感がでる」図式は、論理的に無理なような気がし
ます。我々は、往々にしてCMを見ることによって「不安感」や「嫌悪感」を
感じることがあり、企業が創出しようとしている安心感に懐疑的になること
がよくあります。(うそくさい広告って世の中に溢れてますよね??)
上記の事柄を総じて考えると、CMの対外的効果は認知度の拡大、それに限る
ような気がします。無論、他の効果を完全に否定はしませんが、それらの効
果は非常に弱いような気がします。

CMの効果を、論理的に計るのであれば、CMの高感度調査のランキングと売れ
行きのランキング動向を産業別に比較検討(←WSRのネタにいいかも)しな
い限り、正確なことはいえませんが、今回の討論でカワウソが得た結論は
以下の通りです。

①CMの効果は「対外的効果」と「対内的効果がある」

②対内的効果としては『組織の活性化』などが挙げられるが、
  対外的効果としては『認知度の拡大』以外の効果は薄い


かなりざっくばらんな締めとなり申し訳ないですが、第一回討論はこの辺で
幕引きとさせて頂きます。。

次回は!次の方の新たなお題設定のもとに討論を展開していきます!企画は
続きますので乞うご期待!!

【現役MBA生によるお題討論!『話せばガッテン!』初回】

2006-03-04 01:57:34 | 矢川のカワウソの日誌
こんばんは!矢川のカワウソです。どーも。

今日から『「くにたち」な日々』では、春季特別企画といたしまして
「現役MBA生による、ブログ上の経済問題討論会」 を開催いたします。
企画の内容は、一週間ごとに設定された「お題」に対して現役MBA生が
日替わりで、このブログに「熱き魂」の意見をぶつけるというものです。
十人十色な我らMBA生!どんな議論が展開されるのやら・・・お楽しみに!!

さて、今日は初回の「お題」出しを、この矢川のカワウソが務めさせてい
ただきます(←名誉)、してそのお題は・・・・・・・・
「テレビ広告(CM)の効果ってなに?」であります。

とある話によると約21万時間位のTV広告が昨年、日本で出稿されたらしいです。
これでも、一昨年に比べると微減だとか。とりあえず企業が多くの資金を投入
してTV広告を展開していることは認めていいと思います。

しかし、TV広告の効果とは何でしょうか?TV広告をうつ企業の戦略的意図は
具体的にはどんなものなんでしょうか。少なくとも、テレビっ子であるカワウソは、
TV広告は好きですが、TV広告を元に購買行動に至ったことはありません。
・・・・たぶんまた、最近はCMカットの録画機械が市場に出回るなど、TV広告は
その効果が弱まっているような気もします。そのように考えるとTV広告の効果は
あるようで、無いような・・・・・

このようにカワウソの頭の中は疑問でいっぱいであります。そこで現役MBA生の
皆さんに前述の「お題」を振りたいと思います。皆さまの熱き意見お待ちしてます♪




たぬたぬ

2006-02-04 00:13:41 | 矢川のカワウソの日誌
こんにちは。

毎日課題がおおい、大学院にいると、どうも夜行性が身についてしまいすね。
特に、私なんぞは何事もゆっくりしかやれないから、ついつい夜道を帰宅す
る日が多いです。

でも、夜の大学…なかなか面白いんですよ!本当に。
とにかく、昼の景色とは、まったく違って素敵です。
昼は影を潜めていた、門柱の像や水銀灯が突然、主張し始めます。
大学に「こんなものがあったのか(昭和初期の消火栓とか)!」
と驚くこともしばしば・・・
冷たい冬の夜は、音がない「光と冷気の静寂の世界」が広がります。
夜道の帰宅は、校舎から正門までのわずかな距離を「別世界の散歩」
へ変貌させてしまいます。

そんな「別世界の散歩」で、もっとも楽しみなこと
それは、「夜の学生」こと「タヌキ」との遭遇です。
いるんですよ、都会の真ん中に。
わが大学には、少なくとも2家族がお住まいのご様子です。
タヌキも課題でお忙しいのか、なかなか、人前にきてくれませんが、
月に一度はその愛くるしい顔を見せてくれます。

いつも、通りなれた道を、いつもと違う時間に歩いてみる。
意外と発見の多い「くにたち」な日々の楽しみ方と思います。