青島旧市街の中山路には戦前の歴史建築が並んでいます。
この中山路93号の4階建てビルは1929年に建てられた交通銀行青島支店でした。

古典的なローマ様式の西洋建築ですが、設計者は中国人です。
100 年前にこんな設計をする中国人技術者がいたのか、と意外な感じがしますが、米国イリノイ大学に留学経験を持つ庄俊(1888-1990)という人物で、大連の中山広場にある旧中国銀行などを設計した著名な建築家です。
銀行建築が得意だったらしく、現代まで残っている作品の多くは銀行です。
この日記でも何度かご紹介しました(2016年5月10日の日記、2018年8月5日の日記)
通りに面して高さ10メートル以上ありそうな4本のコリント式円柱と2本の角柱が風格と格調をたたえています。
正面の壁面に嵌め込まれた石材は花崗石でしょうか。
つくりが旧交通銀行ハルビン銀行とそっくりです。同一人物が設計したわけですから、それも納得です。
大連、ハルビンにつづいて青島でも庄俊建築に出会いました。なんだか親しみを感じます。


交通銀行は旧中国四大銀行の一つでしたので、国内各地に戦前に建てられた支店の跡地が残っています。
青島支店は1923年に設立し、その後、中心街の中山路にこの銀行ビルを建てたそうです。
この中山路93号の4階建てビルは1929年に建てられた交通銀行青島支店でした。

古典的なローマ様式の西洋建築ですが、設計者は中国人です。
100 年前にこんな設計をする中国人技術者がいたのか、と意外な感じがしますが、米国イリノイ大学に留学経験を持つ庄俊(1888-1990)という人物で、大連の中山広場にある旧中国銀行などを設計した著名な建築家です。
銀行建築が得意だったらしく、現代まで残っている作品の多くは銀行です。
この日記でも何度かご紹介しました(2016年5月10日の日記、2018年8月5日の日記)
通りに面して高さ10メートル以上ありそうな4本のコリント式円柱と2本の角柱が風格と格調をたたえています。
正面の壁面に嵌め込まれた石材は花崗石でしょうか。
つくりが旧交通銀行ハルビン銀行とそっくりです。同一人物が設計したわけですから、それも納得です。
大連、ハルビンにつづいて青島でも庄俊建築に出会いました。なんだか親しみを感じます。


交通銀行は旧中国四大銀行の一つでしたので、国内各地に戦前に建てられた支店の跡地が残っています。
青島支店は1923年に設立し、その後、中心街の中山路にこの銀行ビルを建てたそうです。
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